ADSLが開通したら機器の接続を行う必要がある。ISPによっては依頼することもできるが、別途1万円以上の料金がかかることが多い。機器を接続するだけの簡単な作業なので、自分でやった方がいい。
まず接続作業の前にパソコンにLANポートがあるかを確認しよう。最近のパソコンには必ずあるが、古いパソコンではないケースもある。LANカードを購入して、あらかじめパソコンに取り付けておこう。
さて、実際の接続作業では、スプリッタの取り付けから行う。スプリッタには3つの口があるので、モジュラーケーブルを使って、モジュラージャック、ADSLモデム、電話機と接続する。なお、スプリッタが必要になるのはタイプ1の場合だけ。タイプ2では、モジュラージャックとADSLモデムを直接接続する。
次に、ADSLモデムとパソコンの接続を行う。接続にはLANケーブルを利用する。パソコンが1台しかない場合は、ADSLモデムとパソコンのLANポートを直接つないでしまえばいい。LANケーブルは、ADSLモデムに付属していないケースがあるので、必要に応じて購入しよう。