インターネットの利用において、メールは欠かすことのできない存在だ。しかし、スパムやウイルスなどの問題が深刻化してきており、被害を受けないためには日ごろからの予防策が必要となる。
まずはスパムやウイルスと思われるメールを、受信する前にサーバから削除してしまおう。Beckey!などのソフトには、メールを受信前にサーバ上で削除する機能が用意されているが、残念ながらOEには搭載されていない。使い慣れたOEを使い続けたい、でもサーバ上でウイルス付きメールやスパムを削除したいという人は「逝けメール」を使ってみよう。本文を確認してから個別に削除メールを指定できるので、誤って必要なメールを消してしまう心配もない。
ウイルスメールはプレビューしただけで感染してしまうものも多いので、全く心当たりのないメールはこうしたツールを使ってサーバ上で削除してから受信すれば安全だ。
1.
DMail.exeをダブルクリックして起動する
2.
起動したら、ウインドウ上部の「名前」もしくは「アカウント」部分を右クリックして「新規」を選択する
3.
「アカウント設定」ダイアログが表示されるので、名前やアカウント、受信サーバなど、必要事項を入力して「OK」をクリック
4.
アカウントが登録されたらサーバに接続しよう。登録されたアカウントを選択して「接続」をクリックする
5.
サーバ上にあるメールが表示される。知らないアドレスから送られてきた添付ファイル付きのメールがあったので、内容を確認してみよう。選んだメールを右クリックして「メール内容」を選択する。なお、知人からのメールであっても、怪しい件名で添付ファイルが付いていた場合には疑った方がよい
6.
メールの本文が表示される。IPAセキュリティセンターのウイルスデータベースで検索したところ、Klez付きメールと本文がと酷似しており、怪しい名前の実行ファイルが添付されていたため、ウイルスメールの可能性が極めて高い
7.
同様に右クリックで「ヘッダー情報」を選択すれば、対象メールのヘッダを参照できる
8.
メールを削除したい場合は、削除したいメールのチェックボックスにチェックして「削除」をクリック
9.
確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックすればサーバから選択したメールが削除される
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