常時接続でないダイヤルアップ環境の人やノートパソコンを持ち歩いて使用している人などは、ボリュームのあるサイトを見つけてあとでじっくり見たいとき、サイトをローカルに保存してネットにつながなくても見られるようにしたいと思うだろう。
そんなときに活躍するのが「GetHTMLW」など、ウェブサイトを丸ごと保存するツールだ。GetHTMLWは、シンプルなインタフェースで軽快にサイトをダウンロードすることができる。「デフォルトで設定ファイルをWindowsディレクトリに作成する」「ダウンロード先は実行ファイルのあるディレクトリに固定されている」など、独特の仕様があるので、ファイル保存先などを気にする人は注意しよう。
1. 解凍してできたファイルを、ダウンロードしたファイルを保存したいディレクトリに置こう
2. ウインドウズディレクトリ(c:\windows\など)に設定ファイルが作られるのが嫌な人は、gethtmlw.exeのショートカットを作り、プロパティの「リンク先」の後ろに半角スペース1つ空けて「-cd」を付け加えよう。実行ファイルのあるディレクトリに作成されるようになる
3. GetHTMLWのメニューから「動作」→「WebPage取得」を選ぶとURL入力ウインドウが表示される。ここに大元となるページのURLを入力し、「実行」を押せば取得が始まる
4. 取得中は取得状況ダイアログが表示され、進行状況が確認できる
5. 取得したページは階層構造を再現して保存されている。ブラウザで開けば、普通のHTMLファイルと同じように見ることができる