3. 日本語化する対象となるのは「Menu」と「Dialog」だ。右側のツリー表示で「Menu」や「Dialog」の中の項目を選ぼう。別ウインドウで実際のプログラムの画面が表示される
4. メインウインドウで、該当する表示を日本語に書き換えていく。フォントが「MS Sans Serif」などに指定されている場合は、最初に「MS UI Gothic」などの日本語フォントに書き換えておこう。終わったら「スクリプトをコンパイルする」をクリック
5. 別ウインドウの表示に、変更内容が反映される。間違っていないか確認しよう。同様の手順で、すべての項目を書き換えていこう
Resource Hackerで日本語化したら、日本語化パッチを作成しよう。日本語化パッチは、オリジナルと日本語化後の差分を取り出して、実行ファイル形式にしたもの。オリジナルのファイルと同じフォルダに置いて実行するだけで、日本語化できるようになる。
個人で利用するだけなら日本語化パッチを作成する必要はないが、ネット上で配布するのなら作った方がいい。日本語化した実行ファイルを配布すると、著作権上の問題が発生する可能性があるからだ。また、差分だけを取り出した日本語化パッチは、ファイルサイズが小さいため、配布に向いている。
日本語化パッチの作成には、WDiffを利用する。まず、オリジナルと日本語化後のファイルを指定して、差分ファイルを作成。その後、実行ファイル形式に変換する。なお、配布する前に一度実行して、きちんと日本語化されることを確認しておこう。