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ネットランナー 2003年7月号 2003年6月13日(金)
特集1 自主規制や〜めた

スパムメールを完全駆逐する強力設定(2)

画面
4. ブラックリスト機能をオンにするとデータベースへの照会に時間がかかるようになるため、タイムアウトを3分ほど(約180秒)に設定しておく。これで設定は完了だ

  1. あとは普段通り受信操作を行えば、スパムメールの件名は「*USO*」というように変換される。これを各メールソフトの自動振り分け機能を使い、「件名が『*USO*』であればゴミ箱へ移動」としておけば自動的にでゴミ箱へ直行するというわけだ
業者御用達の極悪ツール大公開!

 スパムメールを駆除するツールを使うのはいわば「対症療法」にすぎず、根本的な解決にはなっていない。理想とする状態は「スパムメールが一通も来ない状態」であるはずだ。実際に複数のメアドを所有している人であれば分かるはずだが、スパムメールが山ほど届くメールアドレスと全然届かないメールアドレスがあるはずだ。スパムが山ほど届くメールアドレスというのは、よく考えてみればネット上で連絡用として公開していたり、掲示板などに書き込むときに思わず書いてしまったメールアドレスであるはずだ。スパム業者はこのメールアドレスを回収して、スパム送信リストに登録してメールを送ってくるわけだ。

 そう、ウワサではよく聞く「メアド回収ロボット」という種類のソフトがこの世には存在するのだ!  ここでは数あるメアド回収ロボットの中から、海外でよく使われている「Email Spider Easy」を紹介しよう。これはまず、Googleなどの検索サイトを使って指定された特定のキーワードを検索、出てきた検索結果のページに列記されているURLを次々と読み込んで巡回し、メアドを抽出するというタイプだ。ページは、HTML以外にもCGI・PHP・ASPなどの動的ページにも対応。メールアドレスっぽい文字列であればすべて回収するという凶悪なソフトだ。つまり、ネット上でメールアドレスを公開するということは、いつでもこの種のロボットに収拾される危険が伴っているということになる。

Email Spider Easyの恐るべき実態に迫る
CD-ROM収録Email Spider Easy 4.2.5F$75
作者:www.1 -bulk -email -software. net/ spider-web. html

  1. 起動するとまず「From Search Engine」から検索に使う検索サイトを指定する。GoogleやYahoo!以外に80種類以上が用意されている。「From a Web Page」をクリックすれば、特定のドメイン以下を巡回させることができる
  2. 次に「Parameters」タブをクリックし、「Target Keywords」に検索エンジンで検索させるキーワードを入力する。このキーワードの検索結果からURLを取得してページを巡回するのだ
  3. そしていよいよ巡回実行。「Results」タブに移動し、「Begin Search」をクリックすれば巡回が始まる。これは「Stop Search」をクリックするか、全URLを巡回し終えるまで終了しない。ちなみに、この画面では開始後42秒で477個のページを巡回し、34個のメアドを抽出してしまった。恐るべき速さだ
  4. 最後に「Output」タブをクリックし、「Email」と「TXT」にチェックを入れれば、回収したメアドをテキストファイルなどに保存できるようになる。「Output」ボタンをクリックすれば完了というわけだ。あとはこのリストを利用してメールを送信すれば立派なスパマーの誕生だ
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