NetRunner:2003年7月号 - 特集2：対ハッカー先制攻撃マニュアル

ネットランナー　2003年7月号

2003年6月20日（金）

サービスの状態を変更しよう

1. コントロールパネルの「管理ツール」→「サービス」を開く

2. 設定を変更したいサービスをダブルクリック

3. 「スタートアップの種類」でサービスを自動的に起動するかどうかを設定できる。また、「サービスの状態」で、すぐにサービスを開始したり停止したりできるぞ

ウインドウズXPのサービス設定を変更しよう(1)
サービス名	初期設定	お勧め設定
Alerter	手動	無効
	備考
	ネットワーク上のユーザーとコンピュータにシステムの警告メッセージを通知するサービス。システム管理者が複数台のパソコンを一括管理するのに用いる。個人ユーザーは「無効」でいい
ClipBook	手動	無効
	クリップブックに保存した情報をほかのパソコンと共有するためのサービス。リモートアシスタンスなどの機能を利用していない場合は「無効」に設定しておこう
DHCP Client	自動	無効
	DHCPサーバからIPアドレスを受け取る場合に利用されるサービス。パソコンに固定IPアドレスを割り当てている場合は不要だ
Error Reporting Service	自動	無効
	アプリケーションエラーが生じた際にマイクロソフトにエラー内容を報告するためのサービス。マイクロソフトがバグを修正するために役立つ機能だが、エラー報告をしないならば「無効」でいい
Fast User Switching Compatibility	手動	無効
	複数のユーザーが同時にログオンするためのサービス。利用中のユーザーアカウントに問題が生じた場合に別のユーザーでログオンして問題解決を行うために必要だが、頻繁に利用する機能ではない
Help and Support	自動	無効
	ヘルプとサポートセンターを有効にして、ネットワーク経由でヘルプサービスを実行するためのサービス。ヘルプ機能を利用しないならば不要だ
IPSEC Services	自動	無効
	すべての通信を暗号化するIPセキュリティポリシーを利用するためのサービス。ドメインに参加していない場合や、VPNなどIPセキュリティを要求する通信をしていない場合は不要。今の個人ユーザーには、ほとんど必要がない
Messenger	自動	無効
	システム管理者や警告サービスから送信されるメッセージを受信するサービス。ドメインに参加している場合は「自動」にする必要があるが、参加していない場合は「無効」にしておこう
Net Logon	手動	無効
	ドメイン内のユーザー名とパスワードを認証する際に利用されるサービス。ドメインに参加していない場合は必要としないサービスなので「無効」に設定しておこう

対ハッカー先制攻撃マニュアル　8/18