さまざまなウェブサービスを使うたびに、知らず知らずの間に届くようになるスパム(迷惑)メール。スパムメールが一度届くようになると、実質的に止める手段はなく、次第に増えていくのに身を任せるしかない。
だが、スパム業者の手口は基本的にはあまり変わらない。有効なアドレスに対して、無差別に送り付けるという点ではどのスパムメールも同じなので、ある程度規則性が出てくるのだ。
そうした規則性に目を付け、メールチェックの段階でスパムメールを弾いてくれるソフトが「Spam Mail Killer」だ。これは常駐型のメールチェッカー兼スパムメールフィルタで、細かく条件を指定することで、自動的にさまざまなスパムメールを弾いてくれるのだ。かなり豊富な機能を持っており、初心者だけでなく、細かくフィルタリング処理を行いたい上級者まで幅広く使えるのが売り。スパムメールに悩まされている人はぜひ使ってみよう。
1. Spam Mail Killerの基本設定画面。文字コードや添付ファイルの拡張子、あらかじめ登録したアドレスなどの条件に従って削除するメールを絞り込むことができる
2. いったん受け取ったスパムメールのアドレスは、メイン画面の「差出人リスト」に登録しておくと、次回以降そのアドレスからメールを受け取らなくないで済む。差出人リストは定期的にアップデートしておきたい
3. 普段はタスクトレイに常駐して、メールチェックを行ってくれる。メールチェックと同時にスパムメールのフィルタリングを行ってくれ、削除したメールを確認することも可能だ