別音声をMP3ファイルに保存しておけば、VirtualDubModを使って音声を入れ替えたAVIファイルを作成できる。だが、わざわざ差し替えた動画を作成するのは面倒だ。動画を見ている最中に何度も音声を切り替えたいことだってあるだろう。
そんなときは「Media Player Classic」を使おう。動画ファイルを再生中に、音声を別ファイルのものに切り替えることができるぞ。
1. AVIファイルと別音声ファイルは、拡張子以外は同じ名前にしておく
2. AVIファイルを再生中に画面を右クリックして「音声」から別音声ファイル名を選ぶだけだ
作成したDivXファイルは、パソコンの小さなディスプレイではなくテレビの迫力ある大画面で楽しもう。DivXファイルをテレビで見るには、テレビ出力端子のあるビデオカードを使うのが一般的だが、パソコンとテレビの距離が離れているなどの理由でパソコンから直接テレビ出力できないこともあるだろう。
だが、今ではDivXファイルをテレビで楽しむための機器が登場してきた。まずは、DivXに対応したDVDプレイヤーを使ってみよう。DivX対応プレイヤーで映像を楽しむには、DVD-RメディアやCD-Rメディアにファイルを保存して再生するだけだ。通常のDVDビデオと同じようにDivXの映像をテレビで観賞できる。
現在入手できるDivX対応プレイヤーとしては、長瀬産業の「TRANSGEAR DVX-200」とサードウェーブの「NEXTWAVE TW-3108」がある。
TRANSGEAR DVX-200は、シルバーの筐体にクリアパネルを配したパステルグリーンのフロントと、かなり独特のデザインを採用している。操作メニュー、ファイルリストともに日本語化されていて、日本語ファイル名の表示にも対応している。日本語対応は多くのユーザーが待ち望んでいる機能だけに、大きなメリットといえる。だが、フォントの線が細くて文字がつぶれがちなため、ファイルリストを見るときに画面に近づかなければ読みにくい点は改善を期待したいところだ。