一方、NEXTWAVE TW-3108は、一般的なDVDプレイヤーと変わらないデザインで、XviDのロゴがなければ再生できることに気づかないほどだ。操作性は良好だが、日本語の表示に対応していないことと、CD-Rに保存したDivXファイルを再生すると、まれに音飛びやコマ落ちが発生するところに難点がある。だが、XviDに対応している点と、明記はされていないがDivX 3・11の再生が可能な点は評価できる。
どちらの製品も実勢価格は同じぐらいなので、必要な機能を搭載した製品を選べばよいだろう。日本語ファイル名を表示させたいならばTRANSGEAR DVX-200、日本語ファイル名の表示にこだわらない場合やXviDでエンコードされたファイルを再生したいならばNEXTWAVE TW-3108がオススメだ。
TRANSGEAR DVX-200 長瀬産業 販売価格:1万9800円 対応ディスク形式:DVD、DVD-R/RW、DVD+R/+RW、SVCD、VCD、CD、CD-R/RW 対応フォーマット:DVD、MPEG1、MPEG2、DivX 3.11/4.xx/5.02/5.03/5.04/5.05、WMA 8/9、MP3、JPEG、音楽CD、VCD、SVCD ビデオ出力:プログレッシブスキャン、NTSC/PAL切替、コンポジット、S映像出力 オーディオ出力:ステレオアナログ、S/PDIFデジタル(オプティカル端子・PDIF同軸) サイズ:幅420mm×奥行き265mm×高さ50mm 同梱品:リモートコントローラ、RCA-RCAケーブル、電源コード、日本語マニュアル
NEXTWAVE TW-3108 サードウェーブ 販売価格:1万9800円 対応ディスク形式:DVD、DVD-R/RW、SVCD、VCD、CD、CD-R/RW 対応フォーマット:DVD、DivX 4〜5.05、XviD、MP3、音楽CD、VCD、SVCD、CVD ビデオ出力:アナログ映像出力、コンポーネント映像出力、S映像出力 オーディオ出力:ステレオアナログ、デジタル(OPTICAL/COAXIAL)出力 サイズ:幅430mm×奥行き310mm×高さ52mm 同梱品:リモートコントローラ、リモコン用乾電池、映像・音声接続コード(アナログ)、日本語マニュアル