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2004年09月13日 19時55分
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2003年10月号
2003年10月3日(金)
今旬のDivX対応プレイヤー徹底比較
日本語対応
TRANSGEAR DVX-200
(以下、上段)
○
プレイヤーのファイルリスト、設定メニューなど、すべてが日本語で表記される。さらに日本語ファイル名は全角、半角カナともに問題なく利用できた。同梱の日本語マニュアルは、イラストや画面写真を交えて、具体的な操作法やオプション設定の項目をとても分かりやすく記述している。付属のリモコンは英語表記だが、プレイヤーの液晶ディスプレイ画面を暗くする「DIMMER」ボタンといった分かりにくい機能でも、マニュアルを見ればすぐに理解できる
NEXTWAVE TW-3108
(以下、下段)
×
プレイヤーのファイルリスト画面は日本語フォントをサポートしていないため、すべての日本語ファイル名が「???」と表示されてしまう。なお、この状態でも再生自体は支障なくできた。1つのメディアに複数ファイルを保存している場合は、ファイルを判別するために英数字のみでファイル名を付けておく必要がある。プレイヤーの操作メニューなどもすべて英語だが、簡単な日本語マニュアルが同梱されている。セットアップの方法や使い方が分からなくて困ることはないだろう
映像再生時の操作性
×
挿入したメディアに保存されているファイルの種類を自動判別するなど、ファイルの選択そのものはマニュアルを見なくても戸惑うことなく行える。しかし、ファイルリスト、オプション設定画面ともに文字フォントが細い上、水色の背景に白い文字で書かれているため、かなり画面に近づかないと文字情報が読みづらい。さらに、ファイルをハイライトすると文字フォントがつぶれてしまい、ほとんど判別できなくなる。操作性そのものは悪くないだけに惜しいところだ
○
再生時の操作は、リモコンの矢印キーでリストからファイルを選択して再生ボタンを押すだけという直感的なものだ。マニュアルを見るまでもなく、すぐに操作することができる。再生時は待ち時間がほとんど発生しないが、メディアを挿入してファイルリストが表示されるまで15秒程度かかる。再生時に早送りや巻き戻しボタンを押すと、一度に1分先の画面が表示される。30分先の画面を見たい場合は早送りキーを30回押す必要があり、動画を途中から見たい場合はかなり不便に感じた
映像や音声のクオリティ
○
音声の出力レベルはやや低いが、画質そのものは劣化することなく楽しむことができる。CD-Rに保存したDivXファイルも再生時に問題が出ることはなかった。さらに画質を高めたい場合は、プログレッシブ表示に対応したテレビに接続して、プレイヤーをプログレッシブモードに切り替えればいい。ちらつきが気になることなく観賞できるだろう
△
映像のクオリティは、ファイルのクオリティが高ければ、画質の劣化を気にすることなく観賞できるだろう。音質は低音域がカットされたやや軽い印象だが、音質を追求するならばデジタル出力端子を利用してアンプに出力すればいい。しかし、CD-Rメディアに保存されたファイルを再生すると、音飛びやコマ落ちがたまに起こる。ベンダーのサポートサイトによれば、DVD-Rメディアならばこの症状は起こらないようだ
付属品について
△
付属品はビデオ/オーディオケーブルとリモコン、電源ケーブル、日本語マニュアルの4点だ。電源ケーブルは一般的なものなので、設置場所と電源コンセントが離れている場合に代替品を簡単に入手できるのは便利だ。付属のリモコンはボタンのサイズが小さく、電源ボタンや早送りボタンが同じ形になっているため、画面を見ながら手探りで操作するのが難しいと感じた。また、プレイヤー受光部の角度が狭いのか、真正面以外からリモコン操作すると、ときどき反応しないことがあった
△
付属品はオーディオケーブル、ビデオケーブル、リモコン、リモコン用乾電池、日本語マニュアルの5点だ。リモコンは英語表記だが、AV機器によくある一般的なデザインなので、直感的に操作ができる。また、設定メニューにアクセスするとき、リモコンだけですべての操作ができる点はかなりいい。日本語マニュアルは、簡単な説明のみで具体的にどのような操作をすればいいのかがやや分かりづらい。特に設定メニューでは、操作、項目ともに説明が足りないように感じた
そのほか
△
パステルグリーンにアクリルクリアパネルを配したデザインは、最近のキューブ型ベアボーンを意識しているように思える。しかし、AV機器としてテレビ台やAVラックに並べると目立ってしまうため、ユーザーによって好き嫌いが分かれるところだ。本体サイズは幅、奥行きともに一般的なビデオレコーダーとほぼ同じ。ビデオレコーダーが設置できるだけのスペースがあるならば問題はないはずだ
△
シルバーの本体外観は高級感があり、AVラックやテレビ台に置いても違和感がない。しかし、奥行きが310mmとやや大きいため、設置スペースが限られている場合には置き場所に困ることがあるだろう。また、サポートされていないコーデックを使ったファイルを再生した場合、通常は「サポートされていない」というメッセージが表示される。しかし、ごくまれにメッセージが表示されずにプレイヤーが無反応になることがあった。その場合はプレイヤー本体の電源ボタンを入れ直すことで正常に戻った
問答無用!DVDバックアップ
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