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ネットランナー 2003年11月号 2003年10月17日(金)
ベスト・オブ・悪用厳禁ツール

部門賞 開発支援金 25万円
名実ともにタブブラウザの頂点に
人気のSleipnirが受賞!!

 ブラウズ部門の部門賞は多機能ブラウザカテゴリーから、人気タブブラウザ「Sleipnir」を選出した。昨年に引き続いての部門賞となる。昨年選出されたときは、数多く存在するタブブラウザの中の新興勢力的存在だったSleipnirだが、この1年で機能面、信頼性が大きく向上し、しっかりと定番の地位を確保。名実ともにタブブラウザの頂点に立った。

 Sleipnirは、一言で言うと「考えつくありとあらゆる機能をフルに詰め込んだブラウザ」。強力なウェブ検索機能はもちろん、検索操作を省くためのショートカット検索機能、独自のセキュリティ設定や訪問頻度に応じて並べ替えられるお気に入り機能や強力なポップアップ抑止機能など、特徴を挙げていくとキリがない。

 初心者がデフォルトで使っても便利に使えること請け合いだが、操作性にこだわる上級者向けにツールバーやメニュー、マウスジェスチャーなどのカスタマイズ機能も充実。ほとんどの操作をショートカットキーや右クリックメニュー、マウスジェスチャーに自由に割り当てられるので、自分専用のブラウザを作り込む楽しさもある。

 機能が詰め込まれている分、やや動作が重い面もあるが、そのあたりは自分好みにカスタマイズすることで解消できる問題だろう。同じカテゴリーでは、ListBrowserのような新興勢力も登場したが、この完成度と更新頻度を保つ限りSleipnirの天下は当分続きそうな気配だ。

ブラウズ部門賞選評
津田大介
部門賞は実質的に汎用性が高く一番利用者も多い多機能ブラウザカテゴリー内の争いだった。その中で激しい争いを繰り広げたのがSleipnirとListBrowserだ。個人的には没個性的なタブブラウザが乱立する中、全く新しいブラウザの概念を提示してくれたListBrowserを推したが、総合的な完成度や、常用性という点を考慮するとSleipnirの受賞が妥当だったと思える。だが、正直なところ現状のタブブラウザは機能的に飽和状態。やみくもに機能を増やすのではなく、これぞ! と思える画期的な機能を搭載した新機軸ブラウザの登場を期待したい。
darkhorse
Sleipnirがまた今年も受賞か……と思われるかもしれないが、1年経過してもなおその魅力が衰えていないということは、それだけツールとしての完成度が高いということの現れでもある。この1年の更新内容を見れば、ただ漫然と更新されてきたわけではないことが分かるはずだ。定番となってもその地位に甘んじることなくユーザーの声に耳を傾け続ける姿勢こそがオンラインソフト最大のメリットなのだと感じさせてくれる。それは使えばわかることだ。来年もSleipnirには期待したい。
ぬる℃
Sleipnirは非常に多機能なのだが、タブの多段表示ができない。そのため、常時20ページ以上を開き頻繁に切り替えて使用する私には使い物にならない。だがそれは非常に特殊なケースであって、Sleipnirが多くの人にとって最高の情報収集ツールであることは間違いない。しかし、最近ではほかのタブブラウザもどんどん機能を増してきている。いつまでもタブを多段表示できないでいるようでは、その天下も長くは続かないかもしれない。対応予定はあるとのことなので、今後のバージョンアップに期待したい。
いっし〜
タブブラウザの頂点を極めたSleipnirが、昨年に続き見事部門賞に輝いたのは当然であろう。カスタマイズ性に関して右に出るものはなく、至れり尽くせりと機能が盛り込まれている。さらに、初心者からマニアまで幅広く手軽に扱えるツールであることも連続受賞のポイントとなろう。何よりサポートの掲示板で惜しみなくユーザーの意見を取り入れて反映させた作者の功績も大きく評価したい。激戦のタブブラウザカテゴリーではSleipnirの天下は安泰かもしれないが、次世代ブラウザとも呼べるListBrowserの今後に期待したい。
ネットランナー
今年も多機能型タブブラウザであるSleipnirが部門賞に輝いた。ListBrowserなどの新興勢力に大きな期待を寄せていたが、やはり王者の実力にはかなわなかったようだ。タブブラウザは、1日にたくさんのサイトを巡回する人にとっては、なくてはならないものだ。Sleipnirは、ヘビーユーザーたちの要望を真摯に受け止め、1年を通じて改良に改良を重ねてきた。そんな作者の頑張りがあったからこそ、2年連続受賞という快挙を果たすことができたのだろう。

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