スカパー!110、6月にもハイビジョン放送を開始
スカパー!は、CS110度デジタル放送「スカパー!110」(旧称:スカパー!2)の一部チャンネルをHDTV化することを明らかにした。映画専門チャンネル「スター・チャンネル」を皮切りに、来年度中に3~4チャンネルをHDTV化する方針。3月22日に行われた、マザーズから東証第一部への市場変更記者会見の中で、同社の重村一社長が語った。
重村氏によると、6月の電波管理審議会後を目途に、まず映画専門チャンネル「スター・チャンネル」をHD化する計画だという。スター・チャンネルは、既にBSデジタルでプログレッシブ(480p)&5.1chサラウンド放送を提供しているが、780pもしくは1080iのHD画質になるのは初めて。
また、そのほかにも複数のコンテンツホルダーと交渉を進めており、「HD化の要望は非常に多い」(同氏)という。これは、米国で720pの地上デジタル放送が開始され、HD画質の映像素材が増えてきたためだ。
110度CSのHDTV化には、同社のプロモーション上の都合も影響している。3波共用チューナーの登場で多くの人が対応チューナーを所有するようになった反面、124/128度CSと重複したチャンネルの多いスカパー!110は、「CS124/128度の“コピー”のような側面があった」(重村氏)。そのイメージを払拭し、「一般視聴者に対して(CS110度ならではの)ソフトの見方を示さなければならない」。124/128度CSのスカパー!は、今まで通り“専門性の高い多チャンネル放送”路線を推し進め、CS110度ではチャンネル数は限られるものの“高画質”を売りにしていきたい考えだ。
なお、HD化に伴い、スカパー!110でもBSデジタル放送や地上デジタル放送と同様の著作権保護技術(CPRM)が導入される可能性が高い。同社広報では、“一般論”と前置きした上で、「CS110度放送も“時代の流れ”に沿った形で推移するだろう」と話していた。
FTTH放送、現在3棟のマンションに提供中
一方、NTT地域会社と共同で進めているFTTH放送に関しては、東京23区内にある3つのマンションで提供を開始したことが明らかにされた。最初の導入事例となった中央区の既築マンションに続き、目黒区、渋谷区のマンションでサービスを開始。今後は、有線ブロードネットワークスとの協業も始まり、導入ペースは徐々に上がっていく見込みだ。
オプティキャストの仁藤雅夫社長は、「来年度は東京23区だけを対象としているが、大阪などでも需要は大きい。今後1年間の実績をみながら、どのように拡大するかを見極めたい」と話している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
2
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
3
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
4
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
5
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
6
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
7
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
8
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
9
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
10
LINEに「プレミアムブロック」登場 相手の友だち一覧から自分を“そっと消せる” 今秋から有料提供へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR