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ビックカメラに聞く、この夏の注目製品!――DC扇風機編(2/2 ページ)

» 2013年08月02日 17時31分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 3位の東芝「F-DLR100」は、横の首振りだけでなく、縦の自動首振り機能を搭載しているのが特長だ。「ほかのメーカーでも縦の首振り機能はありますが、このサイズでは珍しいです。また、全高が110センチと高いので、テーブルで生活する人にも風が当たりやすいです。縦の首振り効果と組み合わせると、より空気のかき混ぜ効果も高いですね」(川島さん)。扇風機をサーキュレータ代わりに使う人は要注目だ。

「F-DLR100」

 このほか、タワーファンにもDCモーター搭載機が用意されている。DCタワーファンの中でオススメなのがシャープの「PF-FTC1」(2万6800円)で、これにもプラズマクラスターが搭載されている。「そもそもタワーファンは省スペース性を重視する人が好むものなので、サイズがコンパクトなシャープは人気です。あと、タワーファンは普通の扇風機に比べて中の掃除がしにくいのですが、シャープのタワーファンは風の通り道が見えるようになっていて、しっかり掃除できる点も魅力です」(川島さん)。夏場だけでなく冬場も暖房効率アップのために使っている人もいるという。

シャープのタワーファン「PF-FTC1」

 DC扇風機の認知度については、「まだあまり知られているとは言えないですね。DC扇風機のことを知っている人でも、メリットは電気代が安いことだけだと思っている人も多く、静音性が高いことや、微風が可能であることを知っている人は少ないです。その点を店頭で確かめて納得していただいている状況ですね」(川島さん)とのことで、店内にはDC扇風機のメリットを紹介した大きなパネルが掲示されていた。最近では1万円以下で買えるDC扇風機も増えてきており、今後はDC扇風機の比率が高まっていく方向は間違いない。ランニングコストや静音性、微風などさまざまなメリットのあるDC扇風機に要注目だ。

DC扇風機のメリットをパネルで解説

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