IFA 2015
4K有機ELテレビに新HDR技術――IFA前日に見つけた注目の新製品(2/2 ページ)
小さいのに本格的な音、ソニー「CAS-1」
さて、映像を中心に日本の大手2社の発表について紹介したが、ソニーブースのオーディオ製品の充実には正直驚かされた。「NW-ZX1」の音質を改良し、Android OSから独自OSへとソフトウェアプラットフォームを切り替えた「NW-Z100」が注目を浴びるだろうが、もっとも感心したのは「CAS-1」というコンパクトオーディオシステムだ。
机の上でPCとともに使うことを想定した設計で、スピーカーとアンプ内蔵USB-DACのセットで800ユーロ程度とは思えない音を出していた。日本では約8万円程度になるだろう。
この小さなシステムが作る立体的な音場はハイエンドオーディオに近い品位を備えている。もちろん、小型システムのため低域再生能力の低さはぬぐえないが、小音量時の音質改善にも取り組んでいる上、ヘッドフォン出力にも「PHA-2」相当の回路を組み込んでいるため、ヘッドフォンのファンにもおすすめしたい。
テクニクスからアナログターンテーブルが登場
パナソニックはTechnics(テクニクス)ブランドの高級オーディオに新しい価格帯の製品ライン「グランドクラス」を設け、ネットワークオーディオアンプ「SU-G30」とミュージックサーバー「ST-G30」(いずれも欧州で2016年春に発売予定)を発表した。ほかにも欧州で年内に発売するというオールインワンHi-Fiシステム「OTTAVA」(SC-C500)、ヘッドフォンの「EAH-T700」なども登場しているが、もっともインパクトを与えたのはアナログレコードのターンテーブルだった。
テクニクスブランドの中でも、もっとも長く親しまれてきたダイレクトドライブ式ターンテーブル「SL-1200」シリーズの記憶がいまだに残る中、最新技術を投入して新製品を鋭意開発中という。
このほか、現地で何人かに取材して分かったUltra HD Blu-rayに関する動向がある。サムスンの発表会は明日だが、どうやらUHD BDプレーヤーの発売が来春まで遅れる模様。このためUHD BDのグローバルでの立ち上がりは遅れることになると思われるが、パナソニックが最上位のレコーダーにUHD BDを採用することが確実となっており、日本市場向けには予定通り投入されるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
2
浅田真央さん旧ドメイン失効問題、さくら田中社長「対処します」の意図は 同社に聞いた
-
3
「購入済みの着せかえアイコン消えた」 LINEのiOS 26対応版に「金返せ」と不満
-
4
秋田県幹部職員が喫煙しながらバスローブでオンライン報道対応 「自宅」との説明に疑義……背景はラブホ客室のよう
-
5
デジタル庁から個人情報漏えい 手順書ミスが原因、団体職員150人分の氏名など誤送付
-
6
X、「クリエイター収益分配プログラム」終了へ──「オリジナル投稿」に絞った新報酬制度に移行
-
7
韓国発の次世代スリープテック「Sleepisol+」を試す すんなり二度寝ができるようになった
-
8
ニンテンドーミュージアム、不正購入チケットで入館できないケースを「複数確認」……「公式で買って」
-
9
OpenAI、サイバー防御「Daybreak」を赤青2階層に 特化型「GPT-5.6-Cyber」投入
-
10
小田急、「充レン」撤去→「CHARGESPOT」に回帰 全70駅に拡大へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR