【動画あり】UVランプでダニがヨロヨロに!?――レイコップの最新研究成果とは(1/2 ページ)

ふとん掃除機という製品分野を生み出し、市場を作り上げたといっても過言ではないレイコップだが、最近の研究でUV-C照射によるダニへの効果について新しい発見があったという。(提供:レイコップ・ジャパン株式会社)

» 2016年12月05日 10時00分 公開
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 ふとん掃除機という製品分野を生み出し、市場を作り上げたといっても過言ではないレイコップ。しかし、同社のふとん掃除機に搭載されているUV(紫外線)ランプの効果について、ネットを中心に疑問の声が上がったことは記憶に新しい。もちろん同社は指をくわえて見ていたわけではない。製品を進化させる一方で、東京・赤坂にある本社内に研究室を設け、また社外の研究機関や医療関係者とも連携して、さまざまな視点から研究を続けてきた。

「レイコップRS2」

 今回、話を聞いたレイコップR&D課の倉持敬太氏も以前は研究員として働いていた経歴を持つ。そして同氏によると、最近の研究により、UV-Cに関する興味深い事実が明らかになったという。既に掲載しているUVランプの効果は?吸引力は大丈夫? レイコップがみんなの疑問にガチ回答ふとんの大敵ダニはどこからやってくる? あのレイコップが調べた【10の事実】と合わせてチェックしてほしい。

レイコップR&D課の倉持敬太氏

――改めてUV照射の効果について教えてください

倉持氏:レイコップのふとん掃除機に搭載されているのは、波長253.7nm(ナノメートル)のUV-Cランプです。UV-Cは別名“殺菌紫外線”と呼ばれ、これによって除菌は99.9%、またウイルスも99.9%除去できます。これからの季節はインフルエンザやノロウイルスが話題に上ることも多くなります。例えばノロウイルスは接触感染することで知られていますので、寝具にも注意を払わなければいけません。

寝具には各種の菌やウイルスが存在する。写真はシーツ(左)、掛け布団(中)、枕(右)から採取したサンプルを培養したもの。黒く見えるのは危険なアレルゲンとなるクロカビだ

倉持氏:近年は“除菌効果”をうたう洗剤も増えていますが、われわれが菌を塗布したふとんに洗剤をつけて検証したところ、(菌が)落ちきらないケースが多々ありました。

除菌をうたう最新の洗剤も万能ではない。洗濯後にも約20%の菌が残存していたという

――洗濯だけでは不十分ということですか

倉持氏:一番良いのは両方行うことです。寝具自体を洗い、乾かした後にレイコップを使用すればさらに効果的です。UV-Cの効果、つまり殺菌線量は殺菌線照度と照射時間の掛け合わせとなるため、掃除に時間をかけるほうが効果は上がりますが、レイコップの場合は1往復5秒でも90%以上の除菌率になるという検証結果も出ています。少なくとも生活環境の除菌やウイルス除去といった視点では十分な効果です。

 また、除菌には臭いを抑える効果もあります。例えば汗かきの人の寝具やまくらは臭うイメージがありますが、実際は汗が臭いを発するのではなく、汗が染みた布を放置することで雑菌が繁殖し、臭いを発生させます。人は寝ている間に汗をかき、皮膚のカケラやフケも落とします。そうした臭いやエサに引き寄せられ、ダニもふとんの表面に集まってきます。

 臭いの中でも加齢臭などにも寄ってくることが分かっています。具体的にいうと加齢臭はノネナールという物質ですが、われわれの研究室でもダニが引き寄せられることを確認しています。

研究室で試験に使われる臭いサンプル。左からアンモニア水、酢酸、イソ吉草酸、ノネナール。イソ吉草酸は足の臭い、ノネナールは加齢臭として知られる。これらの中でも特に酢酸やノネナールは、ダニを強く引きつける効果が見られた

――最上位モデルの「レイコップRP」ではUV-Cランプが16Wに強化されています。スタンダードモデル「RS2」よりも高い出力を持っているわけですが、やはり効果は変わるのでしょうか

「レイコップRP」

倉持氏:16Wという出力は、医療機関などにある業務用の殺菌灯に匹敵するレベルです。もちろん出力が上がると効果も比例して向上しますが、中でもダニについてはUV-Cを照射したときの効果に大きな違いが出ることが分かりました。

――どのような違いですか?

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年12月31日