快適な眠りを得るために知っておきたい、ダニとふとんにまつわる【10の事実】をレイコップで聞いてきた。
国内累計販売台数350万台を突破し、国内のふとん掃除機市場で存在感を増している「レイコップ」。同社製品の特徴なのが、適度な“吸引”性能と“たたき”を組み合わせ、さらに“UV”を照射することで、デリケートなふとんの素材をケアしながら、ハウスダストはしっかり取りのぞく特許技術「光クリーンメカニズム」だ。
この技術はエントリーモデルの「レイコップLITE」、70度温風機能を搭載した最上位モデル「レイコップRP」のほか、最新スタンダードモデル「レイコップRS2」で生かされており、RS2には吸引力やブラシの回転数、たたきの数を適正バランスに自動調整する「ふとんケアコントロール」という新機能も搭載。コードリール方式の電源コードや「標準フィルター洗浄お知らせ」機能でさらに使いやすく進化している。
日本にあるR&Dセンターでは、ダニの生態や住環境などの研究を行う部署として、各種データ収集だけでなく、ダニの飼育、実際に収集したダストからアレル物質の抽出・分析などを行っている。それらで得られたデータを、さらなる新製品開発などに役立てているという。
今回はそんなレイコップが調査した【10の事実】について、ダニの生態の研究を行うレイコップ・ジャパン R&D課の森本孝氏に解説してもらった。既に掲載している記事「UVランプの効果は?吸引力は大丈夫? レイコップがみんなの疑問にガチ回答」とともにチェックしてみよう。
レイコップ 森本孝氏 ふとんは使用状況や住環境により、その状態は変わってきますが、細菌が一般的に繁殖しやすい場所です。
それはある程度一定の湿度があり、人の皮脂や汗などの汚れといった有機物が、雑食の細菌にとっては格好の栄養となってしまうから。寝具は人が寝ている状態だと、湿度が70〜80%ぐらいまで上がるので、それを放置しておくと、人の皮膚の常在菌が、ふとんに付着し増えていく可能性があります。
ふとんの中のこういった細菌やダニの繁殖を防ぐために有効な方法の1つは、乾燥させることです。定期的にふとんの中の空気をしっかりと入れ替えてあげることですね。そのうえで定期的にレイコップを使ったり、直接肌に触れるシーツやふとんカバーを小まめに洗濯することで、細菌などが繁殖しづらい環境を常に維持してあげることがもっとも理想的だと思います。
森本氏 一般的にアレルギー症状を持っている方が、細菌などが数多くいるシーツや枕カバー、掛けふとんなどを頻繁に使用していると、症状が表れる可能性があると思います。
とはいえ、アレルギーの一つの症状であるアトピー性皮膚炎などにも同じことがいえるかというと、そこは断言できません。ある論文でアトピー性皮膚炎の皮膚からどういう細菌が存在するか調べたところ、そのなかに黄色ブドウ球菌が多く含まれていたという内容があります。黄色ブドウ球菌はあくまでも人間の肌に付着している常在菌ですので、それが一概に一般の人全てに、アトピー性皮膚炎を引き起こす危険性があるとまでは言い切れません。
もともと、アレルギーに反応しやすい、ふとん環境に相当数の細菌が繁殖している、そこにずっと寝ていたなど、さまざまな悪条件がそろって初めて、アトピー性皮膚炎を引き起こす可能性があるかもしれません。
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提供:レイコップ・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2015年12月25日