プロトレック初のスマートウオッチ、「WSD-F20」のデザインに込められた思い(3/4 ページ)

» 2017年09月01日 10時00分 公開
[山本敦PR/ITmedia]
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オリジナルアプリも高品位なデザインと使いやすさを両立

 WSD-F20ではアウトドアツールとしての機能性をより研ぎ澄ますため、2つのユニークな専用アプリを本体にプリインストールしている。それぞれのアプリでどんなことができるのか、アイコンやUIのデザインを担当した許氏がデモンストレーションを交えながら紹介してくれた。

ユーザーインタフェース担当の許氏

 「ロケーションメモリー」はカラーの地図データ上にGPS情報を元に移動の軌跡を取り込めるアプリだ。「マーカー」と呼ばれるアクティビティを記録するアイコンを重ねて表示、活動を記録して楽しめる。

「ロケーションメモリー」の画面イメージ

 ロケーションメモリーでは、一般的なカラー表示の「ストリート」や色彩を暗転させた「ダーク」、地形がよりリアルに分かる「衛星画像」などMapboxが提供するさまざまな種類の地図データが選択できる。許氏は「どの地図を表示してもGPSのトラッキングルートやマーカーが見やすくなるようにマッチングを徹底しました。マーカーにはさまざまな種類のものを揃えていますが、ユーザーが用途に縛られてしまうことのないようニュートラルなデザインを意識しています」とコメントしている。デザインが完成するまでの過程では、いくつものパターンを描き直しながら、分かりやすくてスタイリッシュなアイコンのデザインに磨き上げた。

スマートウオッチ「WSD-F10」「WSD-F20」、スマホに対応するコミュニケーションアプリ「CASIO MOMENT LINK」。それぞれの現在地がアプリの地図上に表示される

 もう1つのアプリである「CASIO MOMENT LINK」にも新しいGPS機能を生かすアイデアを盛り込んだ。複数の仲間をグループに登録すると、それぞれの現在地がアプリの地図上に表示され、WSD-F20(またはWSD-F10)の内蔵マイクから声で入力したメッセージを送信できる。こちらの便利なコミュニケーションアプリについても、パーティー結成の設定画面ではメンバーが輪になって集まっていくアニメーションでワクワク感を表現したと許氏がこだわりのポイントを挙げている。

「CASIO MOMENT LINK」の画面イメージ。WSD-F20の内蔵マイクから声で入力したメッセージを送信できる

 CASIO MOMENT LINKは、iOS/Android対応のスマホアプリを導入すれば、WSD-F20のユーザーでなくてもパーティーに参加できる。例えばグループでの山登りや、広い会場を移動する音楽フェスにお祭りなどの生活シーンでも便利に使うことができそうだ。パーティー登録には電話番号などプライバシーに関するデータの交換は不要。しかも24時間後にはパーティーのデータが自動消去されるので安心だ。もちろん、手動でも「解散」できる。

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月30日

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