ニュース
ソニー、ウォークマンにaptX HDやMQA再生を追加するアップデート
ソニーが「ウォークマン」に向け、本体ソフトウェアアップデートを実施する。Bluetooth接続時のコーデックにaptXやaptX HDを追加。また「NW-WM1Z/WM1A」にはMQA再生機能も。
ソニーは11月9日、ポータブル音楽プレーヤー「ウォークマン」の一部モデルに向け、本体ソフトウェアアップデートを実施すると発表した。BluetoothのコーデックにaptXやaptX HD audioが追加されるほか、新たにMQA(Master Quality Authenticated)再生が可能になる機種もある。
アップデートの対象は、2016年10月発売の「NW-WM1Z/WM1A」、および2017年10月発売の「NW-ZX300/A47/A46HN/A45HN/A45」。MQA再生に対応するのは、「NW-WM1Z/WM1A」だ。
aptX HDは、48kHz/24bitの音声データを伝送できるBluetooth(A2DP接続時)のコーデック。対応するワイヤレスヘッドフォンなどがあれば、従来(SBC)よりも高音質のワイヤレス音楽再生が楽しめる。一方のMQAは、従来よりもファイル容量を削減しながら高品位なハイレゾ再生を実現した注目の新フォーマットだ。
NW-WM1Z/WM1Aのアップデート内容
- Bluetooth機能の対応コーデックに、aptX、aptX HDを追加
- 楽曲の対応フォーマットに、APEとMQAを追加
- 再生画面にシャッフルとリピートの設定を追加
- 電池を長持ちさせるための電源自動オフ機能を追加
- 曲の詳細情報を表示させる方法の追加
- 電源投入時の起動時間の短縮
- そのほかの機能改善
NW-ZX300/A47/A46HN/A45HN/A45のアップデート内容
- Bluetooth機能の対応コーデックに、aptX HDを追加
- そのほかの機能改善
関連記事
- 新世代のハイエンド音源、「MQA」の圧倒的な魅力
英MQAが開発した最新のオーディオ・コーデック「MQA」(Master Quality Authenticated) 。麻倉氏によると、MQAは“本物の音”を聴くことができる「新世代のハイエンド音源」だそうだ。 - 日本ではおいくら? ソニー、完全ワイヤレス型などIFAで発表したヘッドフォン11機種を一挙リリース
ソニーは9月5日、「IFA 2017」で披露したイヤフォン/ヘッドフォン11機種を国内で一挙に発表した。これにはデジタルノイズキャンセリング機能付きの「1000X」シリーズ3機種やファッショナブルな「h.ear」シリーズも含まれている。 - ソニー、ハイレゾ対応ウォークマン「ZX300」と「A40」シリーズを国内で発表――ヘッドフォンと色を合わせた限定モデルも
ソニーはハイレゾ対応ウォークマンの新製品「ZX300」と「A40」シリーズを国内でも発表した。カラーバリエーションや販売価格も明らかに。 - “攻め”のウォークマン「A40」――外音取り込みにMQA再生も
ソニーが「IFA 2017」でハイレゾ対応ウォークマンの新しい入門機「A40」シリーズを発表した。ソニーでウォークマンの設計に携わる大庭亮氏に本機の特徴を聞いた。 - バランス対応と音質強化、ハイレゾウォークマンの新型「NW-ZX300」をチェック!
ソニーが「IFA2017」で、ハイレゾ対応ウォークマンの新しい上位モデルとなる「NW-ZX300」を発表した。その機能と音質を早速チェックしていこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.