Webカメラを使うための必須ツール

1ブロードバンド回線 もはやリアルタイムで上質な情報発信に、ブロードバンド回線は欠かせない。ADSLではなめらかな動画と臨場感ある音声を配信できる。高画質で配信するには、下りだけでなく上りの速度にも注目したい。

2Webカメラ 当たり前だが必須。簡単なUSB接続タイプが一般的で、価格も4000円程度からある。しかし、キレイな自分を見せたいのなら、CMOSタイプよりCCDタイプを選ぼう。画質も30万画素が最低ラインだ。

3スピーカーなどの周辺機器 パソコン本体はもちろん、声を聞くためのスピーカーや声を発信するためのマイクは必要なもの。TV電話ならマイク一体型ヘッドフォン（実勢価格で2000円〜）がベストだが、こだわらないなら別体式マイクでもOK。

ライブ配信のPOINT1

ライブ配信の先輩から学ぶWebカメラの「見せ方」 見たい!?　見られたい!?　禁断のワタシ

　ファッションやさりげないしぐさにしても、自分を上手に見せるのは、若い女の子にはかなわない。その向上心は見習うべきものがある。そこで、なんと自分の部屋をWebカメラでライブ配信している20歳の女の子に話を聞いてみた。

　その勇敢な女の子は大阪府に在住の「夕佳里」さん。かねてからの仲間と一緒に自前のWebサーバーを構築した2001年秋、ネット上で話題になろうと自室の生中継を始めた。当初は静止画を30秒で自動更新させていたが、昨年夏からは完全なストリーミング配信を実現した。

　現在は毎日午後9時頃からの生中継と同時に、ホームページ内に設置したチャットでおしゃべりするのが楽しみ。常連は30人ほどいて、飛び入りも合わせて10人前後とチャットを楽しんでいる。自宅に友人が遊びに来た時は、一緒にWebカメラに写ってしまうのだとか。

「自分が写ることの喜びってあります。あとは距離を超えたコミュニケーションをもっと楽しみたいので、みんなが参加できるイベントも増やしていきます」と本当に楽しそうだ。

WebカメラでTV電話＆ライブ配信　2/3