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2003年1月30日 09:16 PM 更新
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200万画素CLIEはサイバーショットUだった!
新しいCLIE「PEG-NZ90」に搭載された内蔵カメラは200万画素。ソニーで200万画素といえば思い出すのはサイバーショットUの200万画素モデル。果たして両者の関係は?
今週、ぶっちぎりのトップとなったのは、ドクター中松が発明したという「第4世代携帯電話」ネタ。まだ発売日も決まっていない端末が、なぜドクターの手元にあったのか……。謎は深まるばかりだ。
それはさておき、CES(1月9日の記事参照)で初披露となったCLIEの最新モデル「PEG-NZ90」(1月27日の記事参照)が日本でも発表された。内蔵カメラはNXで搭載された31万画素から200万画素へと進化、デジタルカメラの普及機レベルの機能がPDAに搭載されたことになる。
ソニー、200万画素、カメラといえば、思い出すのがサイバーショットUの上位モデル「DSC-U20」(2002年11月14日の記事参照)。もしかしたら……と思った人も多いだろう。
実はその通りで、「(NZの)CCDはサイバーショットUと同様のもの」(ソニー広報)。オートフォーカスにも対応し、「オートフォーカスエリアの任意指定機能があるので、モニタ画面上のタップした位置にピントを合わせることが可能」(同)。モニタ画面上のタップした位置にピントを合わせることができるため、画面中央に被写体がなくても半押しする必要もなく目的の位置にピントを合わせられるという。
後日、ソニーから情報の訂正があり、サイバーショットUと同様なのはCCDではなくレンズであるとのことだ。
約8万円というNZの値段を聞いて、腰を抜かしそうになった人もいるだろうが、200万画素のサイバーショットU(3万1800円)とカメラなしのCLIE PEG-NX60(約5万円)が一体化したものと考えれば、むしろコストパフォーマンスに優れているのかもしれない。
なお、筆者はエントリー向け新モデル「PEG-SJ33」を見たとき、「パイプ椅子バイオ(バイオQR)」(2000年10月16日の記事参照)を思い出したのだが、これらのデザイナーは「全く別の人」なのだそうだ。
[後藤祥子, ITmedia]
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