4パーツのみで構成された超々ジュラルミン製iPhoneケース「SQUAIR クアトロ・バンパー」:CD 1枚と同じ17グラム
超々ジュラルミン A7075の塊から削り出す、個性的なMade in JapanのiPhone 5s向けバンパーに新たな製品が登場。見とれるほどの美しさと、金属製ながら軽くしっとりとした手触り、そして傷が付きにくく頑丈という実用性を兼ね備える。
DAQが5月29日、4つのパーツをネジなしで組み合わせて固定できる、超々ジュラルミン製iPhone用バンパー「SQUAIR Duralumin Bumper Quattro for iPhone 5s/5」(通称:SQUAIR クアトロ・バンパー)を発表した。価格は5万円(税別)。
DAQは、超々ジュラルミン A7075を削り出して作る重さ18グラムのバンパー、「SQUAIR カービシャスバンパー」(2万3619円 (税別))や、背面まで覆うデザインでありながら、メッシュ加工により重さは33グラムしかない「SQUAIR Duralumin Mesh Case for iPhone 5s/5」(10万円(税別))など、個性的かつ超ハイクオリティなMade in Japanの金属性ケースを開発するメーカー。
そのDAQが手がける新たなiPhoneケースは、たった4つの金属性パーツが、ネジなどを使わずにしっかり組み合わさって固定されるバンパーだ。製品名のQuattro(クアトロ)は、この4つのパーツに由来する。「工具無しでも組み立てられる、まったく新しい金属製バンパーを作ってみたいというエンジニアたちの技術探求の結果生み出された」という。
工具なしで着脱できるロック機構は、その名もITOIGAWAラッチ(特許出願中)。重さは約17グラムで、表面は陽極酸化処理されており、金属製ながらしっとりとした感触なのも特徴だ。側面には5軸加工機での切削により実現したディンプル加工が施されている。
4つのパーツはいったん組み合わせた状態で5軸加工機で仕上げるため、使用時のパーツの継ぎ目はほぼ認識できない。その精度は100分の1ミリレベルだという。さらにサイド部分のディンプル加工により、一体化しているように見える。
クアトロ・バンパーは、同社が最初に出したiPhone向けバンパーであるカービシャスバンパーの改良版と言える。カービシャスバンパーでは、2つのパーツを合わせて固定するために、極小のドライバーが必要だった。ネジもなくす可能性があるし、海外のユーザーがドライバーで作業するのは想定しづらいうえ、SIMカードの入れ替えを頻繁に行う可能性もあるため、別の方法を考えざるをえなかった。そこで生まれたのがITOIGAWAラッチ。念のためにリムーバーも付属しているが、慣れれば手だけで取り外しできる。
カービシャスバンパーとの違いの1つに、イヤフォンジャックの穴の角度がある。カービシャスバンパーでは、純正イヤフォン以外は差しにくいという弱点があったが、クアトロ・バンパーとMesh Caseでは、多くのサードパーティ製品、L字型のものでも使用できるようになった。
ボディカラーはiPhone 5sの3色に合わせてブラック、シルバー、ゴールドをラインアップ。直販サイト(http://www.stor.jp/)およびSQUAIR製品取扱店で購入できる。
iPhone 5sに、人と違うエッセンスを加えたい人は注目すべき一品だ。
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