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「Android 8.1 Oreo」正式版リリース
Googleが、8月にリリースした「Android 8 Oreo」のアップデート版「Android 8.1 Oreo」をリリースした。まずはPixelやNexusの一部モデルにローリングアウトしていく。「クイック設定」パネルなどに細いデザイン変更がある。
米Googleは12月5日(現地時間)、「Android 8.1 Oreo」の正式版をリリースしたと発表した。まずはPixelシリーズおよびNexus 5X、Nexus 6P、Nexus Playerにローリングアウトしていく。
8月のOreoのリリース後の初めてのアップデートになる。
「Android Oreo(Go edition)」は、Android 8.1 Oreoのアップデートの一環として発表された。
開発者向けの新機能としては、ハードウエアアクセラレーションを利用した推論操作を可能にする「Neural Networks API」や、アプリで共有メモリを割り当て、よく使うデータに高速アクセスできるようにする「SharedMemory API」などの追加があった。
一般ユーザー向けでは、各種サービスへのログイン時に使えるオートフィル(自動入力)機能の強化、「クイック設定」パネルのデザイン改善、Bluetooth端末接続時にクイック設定のBluetoothアイコンでおおよそのバッテリー量が確認できる機能(iOSには既にある)の追加、バックグラウンドで稼働中のアプリがある場合の通知への稼働を停止させるためのボタン追加など、細い改善がある。
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