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Apple、「iOS 12」の一般ユーザーも試せるパブリックベータを公開
Appleが、モバイルOS「iOS 12」の一般ユーザー向けパブリックベータを公開した。iOS 11搭載端末は落ちこぼれることなくインストール可能だ。正式版は今秋リリースの予定だ。
米Appleは6月25日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 12」のパブリックベータを公式サイトで公開した。日本でもダウンロードできる。
Apple IDでサインインし、アップデート可能な端末を登録すれば、「ソフトウェアアップデート」から最新のパブリックベータを入手できる。対応する端末は以下の通り。
パブリックベータはデータの後方互換性が保証されていないため、Appleはインストール前にバックアップを作成することを勧めている。メインで使っているiPhoneにインストールするのは勧められない。
iOS 12の正式版は今秋公開の見込み。主な新機能は、iPhoneの使いすぎを制御するための「Screen Time」や「おやすみモード(Do Not Disturb)」、AR(拡張現実)プラットフォーム「ARKit 2」のサポート、iPhone Xの「アニ文字」で自分に似たキャラクターを作れる「Memoji」、「FaceTime」でのグループチャット、Siriのショートカット機能、「CarPlay」でのGoogleマップサポートなど。新機能の詳細は公式サイトを参照されたい。
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