楽天モバイルとIIJmioが「Essential Phone」を販売 4万5000円前後から
楽天とIIJがスマートフォン「Essential Phone PH-1」を取り扱う。価格(税別)は楽天が4万9800円、IIJが4万6000円。購入後にOSをバージョンアップさせると、Android 9.0を利用できる。
楽天とIIJが9月11日、スマートフォン「Essential Phone PH-1」(Essential Products製)の取り扱いを開始した。それぞれMVNOサービス「楽天モバイル」「IIJmio」のSIMとセットで販売する。楽天は11日10時からオンラインで予約を開始し、12日から発送。一部店舗では9月15日から販売する。IIJは11日10時からオンラインで販売する。カラーはブラックムーン1色。
価格(税別)は楽天が4万9800円、IIJが4万6000円。どちらも24回の分割払いも可能。楽天は機種変更をしてオンラインで購入すると4万4820円に割り引かれる。IIJは、新規で音声SIMとEssential Phoneを同時に契約した人や、機種変更でEssential Phoneを購入した人を対象に、1万円分のAmazonギフト券をプレゼントする(10月3日まで)。
IIJは、Essential Phoneに取り付けられる360度カメラもEssential Phoneとセットで販売する。価格は5万4640円。
Essential Phoneは、Androidの共同開発者であるアンディ・ルービン氏が率いる米新興企業Essential Productsが開発したスマートフォン。購入時のOSはAndroid 7.0だが、ユーザーがバージョンアップをすることで、最新の「Android 9.0 Pie」を使用できる。メーカー独自のアプリは最小限に抑えており、ピュアなAndroidスマホなのが特徴。
ディスプレイは約5.71型のQHD(1312×2560ピクセル)液晶。画面上部にはインカメラの切り欠きがあるが、3辺狭額縁設計により、下部以外はベゼルのほとんどないデザインを実現。本体には、アルミよりも傷が付きにくいというチタンを採用している。
アウトカメラは1300万画素のカラーセンサーと1300万画素のモノクロセンサーで構成されるデュアルカメラ。より多く光を取り込めるモノクロセンサーを活用することで、暗所で明るく撮影しやすくなる他、モノクロ単体での撮影にも対応する。インカメラは800万画素で4K動画の撮影もできる。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 835、メインメモリは4GB、ストレージは128GBを内蔵している。バッテリー容量は3040mAhで、外部接続端子にはUSB Type-Cを採用している。SIMカードはnanoSIM。なお外部メモリスロットは搭載していない。
機種名 | Essential Phone PH-1 |
---|---|
メーカー | Essential Products |
OS | Android 9.0 |
プロセッサ | Snapdragon 835(8コア) |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
外部メモリ | − |
ディスプレイ | 約5.71型QHD 液晶 |
解像度 | 1312×2560ピクセル |
バッテリー容量 | 3040mAh |
アウトカメラ | 有効約1300万画素CMOS+有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー | ブラックムーン |
サイズ | 約71.1(幅)×141.5(高さ)×7.8(奥行き)mm |
重量 | 約185g |
対応バンド | LTE: 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/19/20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/42/43/66 3G:B1/2/4/5/6/8/34/39 |
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