コラム
やっと来たAndroid版「メルペイ」 セットアップして使ってみよう!(注意点あり):ふぉーんなハナシ(2/2 ページ)
2月28日から順次対応すると発表されたAndroid向け「メルペイ」。3月4日の夜、筆者の環境でもようやく使えるようになったので早速セットアップして使ってみました。
実際に使ってみる
これでメルペイのiDプリペイドを使う準備ができました。必要に応じて売上金からポイントを買うか、リンクした銀行口座から残高をチャージしてください。
ただし、初期状態では暗証番号が未設定なので、一定金額以上(おおむね1万円以上)の決済ができません。以下の手順で暗証番号を設定しておきましょう。
- メルカリアプリを起動
- 「メルペイ」をタップ
- 「メルペイ設定」をタップ
- 「電子マネー(iD)」をタップ
- 「電子マネー用暗証番号」をタップ
- 「パスコード」を入力(未設定の場合はここで設定)(※2)
- 「電子マネー用暗証番号」を数字4桁で入力
- 手順7で入れた数字4桁を再度入力
※2 メルペイで支払い(チャージ)用銀行口座を登録する場合はパスコードの設定が必須
設定が完了すれば、ポイントとプリペイド残高の合算額の範囲内で、iDプリペイドに対応した加盟店で買い物が可能です。常にオンラインで残高照会を行うため、iDクレジットカードと比べると数秒待たされるのは注意です。
決済金額はメルカリアプリやメールで即時通知されます。残高不足の場合は、いくら足りなかったのかも教えてくれます。
使えない加盟店もある
メルペイのiDプリペイドは多くのiD加盟店で使えます。しかし、以前のコラムでも触れた通り、使えない店舗(加盟店)も存在します。
具体的には「自動販売機」「ガソリンスタンド」など、リアルタイムに通信を行えない(行わない)決済端末を設置している加盟店では使えません。
ただ、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、タクシー、飲食店など、多くのiD加盟店では使えるので、メルカリの売上金の使い道の1つとしてお勧めです。出金の手数料もかかりませんし。
関連記事
- 「メルペイ」のAndroid版が2月28日に開始 iOS版と同じく「iD」を利用
フリマアプリ「メルカリ」の売上金を使った決済サービス「メルペイ」のAndroid版が、2月28日に開始。非接触決済の「iD」を使う。おサイフケータイで利用できる。 - iPhoneで「メルペイ」を使ってみた チャージ方法から使用感までをレポート
フリマアプリ最大手「メルカリ」が、スマホ決済の「メルペイ」を2月13日に提供開始した。最大の特徴は、メルカリの取引による「売上金」を、コンビニやレストランなどの実店舗で利用できること。早速iPhoneで使ってみた。 - 乱立する○○ペイに風穴を開ける? 「メルペイ」が目指す、決済の“エコシステム”
フリマアプリ「メルカリ」の売上金を使った決済サービス「メルペイ」がスタート。決済サービスが乱立する中で、どう差別化を図っていくのか。メルペイが2月20日に開催した「MERPAY CONFERENCE 2019」で、その全容が明かされた。 - 尋ねます その「Pay」とやら 便利なの?
コード決済を中心に増加傾向にある「Pay(ペイ)」。それって本当に“便利”なのでしょうか……? 便利に使う上で知っておいてほしい注意点を簡単にまとめました。【訂正あり】 - スマホ×カード 組みあわせで“明暗”が分かれる非接触決済
Apple Pay対応のiPhoneや、おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンを買ったら、非接触決済を使ってみたいですよね。でも、持っているスマホとカードの組みあわせによっては、使えないこともあるのです……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.