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調査リポート

スマホの支払い方法は分割か一括? 端末の利用期間は? MMDが調査

MMD研究所は、スマートフォンを所有する13歳〜59歳の男女563人を対象に、2019年2月26日に「2019年におけるスマートフォンの支払い方法や端末の利用期間などに関する調査」を実施した。本調査にはY!mobileも含まれている。同じ端末を長く使い続ける人が増えていることにも注目だ。

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 MMD研究所は、スマートフォンを所有する13歳〜59歳の男女563人を対象に、2019年2月26日に「2019年スマートフォンの支払い方法、利用期間に関する調査」を実施した。

 利用しているスマートフォンの支払い方法については、大手キャリアユーザーの72.6%が「分割」、格安SIMユーザーの63.1%は「一括」で購入と回答した。

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 現在利用しているスマートフォンの利用期間については、大手キャリアユーザーで最も多かった回答は17.9%で「半年以上、1年未満」、次いで「1年半以上、2年未満」が16.4%となった。一方の格安SIMユーザーで最も多かった回答は「半年以上、1年未満」で22.3%、次いで「1年以上、1年半未満」「1年半以上、2年未満」が同率で14.6%となった。

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 利用しているスマートフォンの利用期間の割合について、2017年から聴取している調査データをもとに2019年までの推移を集計してまとめた。スマートフォンの利用期間で最も高かったのは「1年以上2年未満」で2017年が25.1%、2018年が26.9%、2019年が28.6%となった。「2年以上3年未満」では2017年が10.0%、2018年が14.2%、2019年が17.9%となり2017年以降利用期間が伸びている傾向にあることが分かった。

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 「覚えていない」と回答した人を除き、2年未満、2年以上の2項目に絞って再集計した結果、「2年未満」は2017年より6.9ポイント減、「2年以上」は6.9ポイント増えていることが分かった。

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 続いて、利用している通信会社のプランの内容で分かりにくいと思うものを聞いたところ、大手キャリアユーザーで最も多かった回答は「オプション」で56.9%、次いで「データ料金」が51.0%、「端末料金」が37.6%だった。

 一方、格安SIMユーザー(n=130)で最も多かった回答は「オプション」で30.8%、次いで「契約期間」が26.2%、「データ料金」「通話料金」が23.8%となった。

 「分かりにくいものはない」という回答は、大手キャリアユーザーが16.7%、格安SIMユーザーが39.2%と格安SIMのユーザーのほうがプランの分かりにくさを感じていないという結果になった。

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 携帯電話会社のコールセンターへの電話経験について聞いたところ、大手キャリアと格安SIMユーザーの約半数が「電話したことがない」と回答した。

 電話したことがある人についての内訳は、大手キャリアユーザーで最も多かった回答が「料金プラン変更/相談」の12.6%、次いで「操作/設定」となった。一方、格安SIMユーザーで最も多かった回答は「MNP」の24.6%、次いで「解約」の12.3%となり、それぞれ目的が異なる結果となった。

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