Opteronデビューから1周年

[ITmedia]

　米AMDの64ビットプロセッサ「Opteron」が4月22日、デビューから1周年を迎えた。

　Opteronはこれまでに、大手OEMのFujitsu-Siemens Computer、Hewlett-Packard（HP）、IBM、Sun Microsystemsが搭載システムを出荷。AMD64技術をサポートしているパートナーもComputer Associates、IBM、Microsoft、Oracleなど250社を超えた。

　同社マイクロプロセッサ事業部副社長兼ジェネラルマネジャー、マーティ・セイヤー氏は「1年前、当社は世界に向けて、AMD Opteronの利用こそが64ビットコンピューティングに到達する最高の方法だと示した。当社は32ビットオンリーのサーバを時代遅れにさせ、他社が当社に追随せざるを得なくさせることで、サーバ市場を変革させ続けている」とコメント。

　HP、IBM、Sunの幹部もAMDの発表文に談話を寄せ、IBMディープコンピューティング担当副社長デイブ・テュレック氏は「Opteronのサポートを最初に発表し、Opteron搭載のワークステーションを最初に市場に出したOEMとして、IBMはAMDと緊密に連携し、負荷の高いコンピューティングアプリケーション処理のための柔軟性とパフォーマンスを顧客に提供してきた」と述べている。

　AMDは今後も、高性能のクラスタからブレードサーバに至るまでエンタープライズ環境のあらゆるレベルでOpteron搭載システムの広範な普及を加速させていく計画だとしている。→詳細記事