Red Hat、セキュリティロードマップ披露
最大手Linuxディストリビューターの米Red Hatは4月29日、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」のセキュリティ強化に向けた2年間のロードマップを発表した。政府のセキュリティ標準、セキュリティ認定、米国家安全保障局(NSA)主導で開発が進められているセキュリティ強化型Linux(SELinux)に関する取り組みを優先事項とする方針を打ち出している。
「セキュリティの認定取得と標準準拠はRed Hatの最優先事項だ。革新をもたらす大きな原動力でもある。業界標準を積極的に支持し、自ら手本となることで標準の採用と順守を継続的に広めていく」とRed Hatのエンジニアリング担当執行副社長ポール・コーミア氏。
Red Hatは今後のRHELでコモンクライテリアのEvaluation Assurance Level(EAL)3、4取得を目指す(2003年2月14日の記事参照)。EALは政府の定めたセキュリティ要件への対応を保証する認定として、国際的に採用されている。
同社は今年2月にRHELの第3版でEAL 2を取得。同月、脆弱性情報を集めた辞書「Common Vulnerabilities & Exposures」(CVE)との互換性認定も受けている(2月25日の記事参照)。
また同社は、2005年初めにリリースするRHELの第4版でSELinuxを完全統合するとしている。SELinuxは3月にリリースされた「Fedora Core 2」test 2に採用されている。SELinuxの採用により、顧客のリスクを減らし、一般的なセキュリティ脆弱性を多数見つけ出すなどのメリットが得られるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
日本人の大腸がん、約半数に“腸内細菌の毒素”が関与 40歳以下の発症は7割 東大・阪大が200人を全ゲノム解析
-
2
「コミューン」不正アクセスでLINEヤフー、Sansan、パナソニックでも会員情報漏えいの可能性
-
3
「お前たちのクラウドはわれわれのもの」 IDCFクラウドの管理画面に出た攻撃者のメッセージ 内容に運営元は
-
4
「男は狩り、女は採集」はどこまで本当? 約8割で女性も狩り、乳児連れの例も 過去100年の狩猟採集社会を調査
-
5
JR東日本、「えきねっと」「ビューカード」などで漏えいか メルアドなど最大609万件 IDCFへの不正アクセスで【追記あり】
-
6
OpenAI、安全性研究者3人を解雇 本人らは「安全性を優先したため」と主張、同社は「機密情報の扱いに関する規定違反」と説明
-
7
新作映画「バイオハザード」公開で原作ゲームも大盛り上がり? 劇場でマンガ家が頷いた、その理由とは
-
8
IDCFクラウド障害、親会社のソフトバンクが顧客窓口に 調査・復旧も支援
-
9
「家庭教師のトライ」が学力診断にAI活用 20問解くだけで弱点を推定 生徒と講師の負担減らす
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR