ニューヨーク州検事総長、Dellを提訴
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ検事総長は5月16日、Dellおよび、DellとCIT Bankの合弁企業でDellの顧客にファイナンスを提供するDell Financial Services(DFS)を相手取り、不当なビジネスを行ったとしてアルバニー郡の州地裁に提訴したことを明らかにした。
検事総長は、DellとDFSが「おとり商法」で顧客をだまし、適切なカスタマーサービスを提供していないと主張。またテクニカルサポート、ファイナンスのプロモーション、リベートなど、数々の分野で虚偽を働いたと断じている。
裁判所に提出された訴状によれば、Dellは保証期間やサービス契約に含まれているテクニカルサポートの提供を怠った。その内容としては「オンサイトのサービスを購入した顧客に、適切なオンサイトでの修理サービスを繰り返し提供しなかった」「顧客に対し、ハードウェアのカバーを外し、部品を入れ替えるよう強要した」「通話料金無料のテクニカルサポートに電話を掛けた消費者を、長く待たせ、繰り返し転送し、何度も電話を切るなどして、電話を掛けにくくした」「顧客のPC修理に中古部品を使用した」など。
またDellは「無利息」「支払い不要」などの甘い言葉で顧客を取り込みながら、購入の際にはこうした好条件は「適用できない」と拒否。それどころか、20%以上の高金利のローンを提示していたとしている。
訴状には、顧客が注文をキャンセル、または商品を返品したにもかかわらず、DFSが請求書発行を継続したり、不法な手口で請求活動を行っているとも記載されている。顧客が繰り返し間違いを訂正するよう連絡をとっても、DFSとDellは記録の訂正を行わなかったという。その結果回収業者にしつこく請求されたり、クレジットスコアに悪影響が出た消費者もいるという。
クオモ検事総長はDellとDFSに対し、消費者に対する損害賠償の支払いおよび民事罰の罰金支払い、詐欺的行為を将来行わないための規制導入を求めている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
ドラマ「VIVANT」のワンシーンに映像制作界隈が「ぞっとする」 microSDカードを端子むき出しで手渡し
-
2
マンガ原稿をクラウドに上げただけでGoogleアカウントBAN Gmailも道連れ……日本では合法なのになぜ?
-
3
不正アクセスで「当選」が「落選」に改ざん ウルトラマンショップのLINE整理券システムで被害
-
4
ドコモ、34万ユーザーの電話番号などAmazonに無断提供 人的ミスで同意事項を削除
-
5
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
6
日本郵便、荷物の本人確認をICチップ付き身分証4種に限定 スマホのマイナカードで受け取れる場合も
-
7
無人タクシー、東京で来年運行へ GO、Waymo、日本交通が合意
-
8
メルカリ、ポケカ最新パックの出品禁止に
-
9
「GPT Astraでゲーム開発=ほぼソシャゲ」説を唱えたい 非エンジニアの挑戦は、廃課金への道か
-
10
録画した番組を「Googleドライブ」「OneDrive」に保存 パナソニック新型「DIGA」で
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR