米Amazon.comが1月29日に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比18%増の67億400万ドル、純利益は同9%増の2億2500万ドル(1株当たり52セント)だった。
為替変動の影響を除くと、売上高は前年同期比24%増となる。
ジェフ・ベゾスCEOは、幅広い商品と低価格、また送料無料サービスなど、徹底した顧客サービスを提供しているとし、特に同四半期の電子書籍リーダーKindleの需要が非常に高かったとコメントした。Kindleのコンテンツは同四半期に4万5000追加され、23万に達した。
売上高を地域別にみると、北米地域は前年同期比18%増の36億3000万ドル、欧州や日本などの海外部門は同19%増(為替影響を除くと31%増)の30億7000万ドルだった。
通年では、売上高は前年比29%増の191億7000万ドル、純利益は同36%増の6億4500万ドル(1株当たり1.49ドル)だった。
今後の見通しとしては、第1四半期(1〜3月期)については売上高を前年同期比で9〜19%増の45億2500万〜49億2500万ドル、営業利益を37%減〜6%増の1億2500万〜2億1000万ドルと予測している。
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