Google、YouTubeの「5つの俗説」に反論
YouTubeのビデオはアマチュアが作った画質の悪いものばかり――YouTubeにまつわるこのような俗説にGoogleが反論した。
同社はYouTubeのパートナー・広告主向けブログで、YouTubeの質や収益性などに関してよく見られる5つの俗説を取り上げて、1つ1つ反論している。
1つ目の俗説は「YouTubeはユーザーが作成した短いビデオばかり」というもの。Googleはこれに対し、「われわれはソニーやDisneyなど多数のコンテンツパートナーと提供しており、YouTubeでは映画やテレビ番組もフルで視聴できる」と主張している。
2つ目は「YouTubeのビデオは画質が荒い」。これには、8カ月前にHD(高精細)ビデオの提供を開始したことを挙げ、YouTubeはほかの動画サイトよりもHDビデオが多いと反論している。
3つ目は「トラフィックが増え、大量のビデオがアップロードされるとYouTubeの収益が圧迫される」という俗説。YouTubeの運営費についてさまざまな推定値があり、5億ドル近いという説もある。だが、YouTubeのインフラは「すべて一から構築している」ため、業界標準を基に運営費を推定すると高くなりすぎるという。YouTubeは「トラフィック拡大が収益にプラスになる段階にある」とGoogleは主張している。
4つ目は、「広告主はYouTubeを敬遠している」。広告主は、問題のあるユーザー生成コンテンツ(UGC)と一緒に自社の広告が表示されることを恐れていると言われる。しかしGoogleは、広告業界ニュースサイトAd Ageのトップ100広告主のうち、70%がYouTubeに出稿したと指摘している。また同社は、広告主がどこに広告を掲載するかを細かく管理できるツールを開発中という。
5つ目の俗説は、「YouTubeは3~5%のビデオしかマネタイズできていない」。この数字はよく引用されるが、「古くて間違っている」とGoogleは反論する。同社は、割合よりもマネタイズできた視聴件数の方が重要であるとし、毎週、数億件のビデオ視聴から売り上げを得ていると主張している。収益につながった視聴件数は過去1年で3倍に増えたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
「ChatGPT」のデフォルトモデル、PlusとProは「Sol」に、無料版は「Luna」でテキストチャット無制限に
-
5
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
6
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
7
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
8
「うんこ移植」でピーナツアレルギー改善、15人中6人が数粒食べられるように ヒトの実証は初 Science系列誌掲載
-
9
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
10
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR