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48人いればいいってもんじゃないことが分かった。
次行ってみよう。
よし、もうここは実力行使だ、既成事実だ。
ウェディングドレスを着、男子とともに、クリスマスに輝くイルミネーションの前で挙式だ挙式! 「おめでとう!」。祝福の声がこだまする。ありがとうみんな! 今日は人生最高の日だよ!
おっ! これは悪くない気がするぞ!
ウェディングドレス代わりにトイレットペーパーを体に巻き付け、花婿の代わりに男装した自分の写真を合成。背景には「カレッタ汐留」(※)で撮ったクリスマスイルミネーションをPhotoshopで合成した。これはまるで、本当に幸せな2人のようではないか! Photoshopすごい! Adobe万歳! ITすごい! 技術の進化にありがとう!
(※)カレッタ汐留:東京・汐留にある商業施設。バイオリニストの葉加瀬太郎氏がプロデュースしたというクリスマスイルミネーションが美しい。真ん中で三角形に輝いているのは「約束のツリー」で、「カップルが2人で手を重ねると光の色が変化し、2人の愛の形を示す」んだそうです。ふーん。
よし。今度は同じ写真の背景を教会の写真に変え、セピア色に加工してみるぞ!
こ、これは間違いなく、わたしの結婚式の写真……! しかも、だいぶ前に結婚していたような気がする。だってセピア色だし。ラブラブな結婚生活を過ごしてもう10年ぐらい経っている気分だ。そう、わたしは結婚10年目の2児の母。2年目に長男・啓太、4年目に長女・瑠璃香を産み、クリスマスの主役はいつも、子どもたち。でも10年目の今夜は……
あらあなた、子どもたちのクリスマスプレゼント買ってきてれたのね、ありがとう。啓太には「モンスターハンター3」、瑠璃香はプリキュア変身セットね。きっと喜ぶわ。楽しみね。えっ? 何? そんな、いいわよわたしは。気を遣わないでよ。えっ、本当にいいの? あら、素敵! 指輪なんて、結婚式ぶりね……。指にはめてくれる? ありがとう、ぴったりだわ。キレイ。最高のクリスマスをありがとう。愛してるわ、あなた。
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フゥ。
メリー・クリスマス。
トイレットペーパー製ウェディングドレスを着るなど、トイレットペーパーを身にまとう場合、「ミシン目がない」ものを選ぶことが重要です。ミシン目がある場合、体に巻き付けたり動いたりするたびにミシン目から裂け、なかなかうまく身に着けられません。
右の写真は失敗例です。発売前から話題のゲーム「エルシャダイ」のヒーロー「イーノック」を再現しようと、肩や足にトイレットペーパーを巻き付けることを思いつきました。イーノックは金髪のヒーローで、布を巻き付けたような不思議な服が特徴。その服はトイレットペーパーで再現できそうな気がしたのです。
家にあったトイレットペーパーを多摩川べりに持ち出し、河川敷で巻こうとしたのですが、ミシン目からピリッ、ピリッと破けなかなか巻けない。なんとか巻き付けてみたものの、セルフタイマーでカメラをセットして撮影位置に移動するまでの間にまたピリッと破れ、体から落ちてしまう。そもそも、ジョギングやサイクリング客が多く行き来する多摩川の川辺でトイレットペーパーを巻き付けたり、金髪ヅラをかぶったりするだけで、たいへん不審な目で見られます。
体にトイレットペーパーを巻き付ける場合は、ミシン目がないことを確認し、不審に思われない場所で行いましょう。また、撮影後にトイレットペーパーが体に残っていないか確認することも大切です。記者は足に巻き付けたペーパーを取り忘れたまましばらく街を歩いてしまいました。トイレットペーパーを付けたまま街を歩くことは、なかなか恥ずかしいことです。
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