　Bloombergが「Appleが小型バージョンのiPhoneを開発している」と報じたのに続き、Wall Street Journal（WSJ）も同様のニュースを伝えている。WSJが昨年末に試作機を目にした人物から聞いたところでは、Appleは他社に対抗するために、大きさも価格もiPhone 4の半分程度の端末を開発しており、コードネームで「N97」という。同紙は、Appleがオンラインサービス「MobileMe」を無料化することを検討しているとも伝えている。

Less-Pricey iPhone in the Works（Wall Street Journal）

「Groupon割引価格、通常より高い」と苦情

　米Grouponが、ユーザーの苦情を受けてオンライン花屋のクーポンをキャンセルした。このクーポンは、FTDという生花販売サイトでバレンタイン用の花とギフトを半額で購入できるというもので、約3300枚売れた。しかし、Groupon用の割引価格がFTDの通常の価格よりも高いこと、花の配達がバレンタインに間に合わないことから、購入者の不満が噴出。Grouponはクーポンをキャンセルし、FTDは購入者に差額を返金する。

Groupon Cancels FTD Deal（PCMAG）

Appleサプライヤーで未成年就労の問題

　Appleが2011年のサプライヤー監査報告書を公開し、127の工場のうち10カ所で、最低就業年齢に満たない若者が働いていたことを報告した。中国の最低就業年齢である16歳に満たない労働者が91人見つかり、ある工場には42人もいたという。このほか、収賄、危険な労働環境、給与支払い記録の改ざん、労働者に法外な紹介料を要求するリクルーターといった問題も見つかったとしている。Appleは問題のある工場に対し、契約打ち切りや改善要求などの対処を取っている。

　また昨年、中国のFoxconnの工場で従業員の自殺が相次いだことについて、8月に幹部を送り込んで調査したと報告している。Foxconnは既に飛び降り自殺防止のための安全ネット導入などの対策を取っているが、Appleはカウンセラーのトレーニング改善を推奨したとしている。

Apple Caught Underage Kids Making Its Gadgets（Business Insider）