「ドラゴンボール」カラー版コミックを無料配信　YouTubeに「MANGAPOLO」

» 2013年02月04日 20時58分公開

[ITmedia]

　電通は2月4日、出版社と協力し、漫画関連情報を日本語と英語で配信するYouTubeチャンネル「MANGAPOLO」（漫画ポーロ）をオープンした。第1弾として、漫画「ドラゴンボール」フルカラー版の無料配信をスタート。日本の漫画コンテンツを世界に発信していく。

　ドラゴンボールの第1部「孫悟空修業編」から第4部「サイヤ人編」まで、各部それぞれ1～3話を公開済み。毎週、1話ずつ更新していく予定だ。

　Googleがコンテンツ企業に制作費を“前払い”するスキームに参加して展開する。今後は多くの出版社と共同で、漫画関連コンテンツを配信。YouTubeの特性を生かした新たな漫画表現の開発や、作家とファンとの交流、新人発掘などを行い、日本の漫画を世界に発信していくとしている。

YouTubeでテレビ局やクリプトンなど13社がオリジナル動画を配信　Googleが収益“前払い”
YouTube上でテレビ局や芸能プロダクションなどが独自動画を配信する「YouTube オリジナルチャンネル」が日本でもスタート。TBSテレビやテレビ朝日、クリプトン・フューチャー・メディアなど13社が公式チャンネルを開設。
新作漫画を2次利用フリーでネット連載　佐藤秀峰さんが「ブロマガ」で
「て言うか、漫画ってもうダメじゃないですか」──漫画家・佐藤秀峰さんが1月22日、2次利用フリーとした新作漫画「描男 Kakuo」の連載を「ブロマガ」で始めた。
「ブラよろ」2次利用フリーで「すごいことになった」　100万人超の読者獲得、「紙のコミックスに匹敵」
「ブラよろ」2次利用フリー化から1カ月。50件以上の2次利用が行われ、100万人超の新規読者を獲得した。有料配信している続編の売り上げも増加。今後も100件以上の案件が公開される見通しだ。
漫画家支援「JコミFANディング」　DRMフリーの漫画セット＋直筆サインで2100円
絶版漫画の無料公開サイト「Jコミ」で閲覧された漫画が1000万冊を突破。新たに、DRMフリーの漫画と作家の直筆サインをセットにし、限定販売するビジネスを始める。