「宮田さん、音楽好きですよね。ピアノやってみませんか?」
ITmedia NEWS編集部からの提案は唐突だった。確かに音楽は好きだが、楽器の演奏となれば話は別だ。「ピアノなんて弾いたことがない」と一度は断ったものの、編集部一音楽に詳しい記者に「あなたみたいな、楽器をやったことのないおじさん世代に触ってもらいたいんですよ」と言われ、思わず引き受けてしまった。
IT好きなら楽しめるはず――とくだんの記者は言っていたが、自分のような未経験者が本当にピアノを弾けるようになるのだろうか。
2017年12月末、わが家にとうとうヤマハの「Clavinova(クラビノーバ)CSP-170WH」が届いた。まさか家に電子ピアノがある生活を送れるようになるとは!
クラビノーバを置いたのは自宅の2階。急角度の階段もあり、搬入できるか不安だったものの、分解されており難なく運ぶことができた。
さて、最新のクラビノーバ「CSPシリーズ」はいったいどんな楽器なのか――。といっても初心者の私に、ピアノのスペックはよく分からない。そんな中興味を引いたのは、この電子ピアノが「無線LAN対応」なこと。何でもこのクラビノーバは、スマートフォンやタブレットと接続して使うのだという。
iPadを無線LANで接続すると、クラビノーバの操作デバイスに早変わり。これが楽譜にもなり、iPad内のさまざまな楽曲をダウンロードして楽しむこともできるという。最先端の電子ピアノだけあって「スマートデバイスとの連携重視」とは、もはや楽器という名の「IoT機器」だろう。
冗談はさておき、実際に触ってみてびっくりした機能を紹介したい。
私のような「ピアノが弾けない人」がいざ鍵盤を目の前にすると、フリーズしてしまいできることがない。量販店のピアノコーナーに行っても、「猫踏んじゃった」を弾くどころか鍵盤を1つたたいて終わりだ。
しかしこのクラビノーバには、「初めての人でも音楽を楽しめる」よう、スムーズに演奏できる機能が用意されていた。それが、「オーディオトゥースコア機能」と「ストリームライツ」、そしてスマホアプリの「スマートピアニスト」だ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年3月31日