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» 2018年04月19日 10時00分 公開

「学生に最新のクラウド環境で学ばせたい」 即戦力人材を輩出する新潟の専門学校がオラクルを導入した理由

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 2018年度から学生の学習用プラットフォームとして「Oracle Cloud Infrastructure Ravello Service」を採用した学校法人新潟総合学院 新潟コンピュータ専門学校は、1985年に開校した専門学校だ。より付加価値の高い、最新の技術を身につけた“新潟発”の人材育成・輩出に力を入れている。

 同校は、売上1000億円超、従業員数1万人超、資本参画企業120社以上を有し、教育ビジネスを根幹に地方イノベーションに取り組んでいるNSGグループ(新潟県新潟市)の一員だ。

photo 学校法人新潟総合学院 新潟コンピュータ専門学校

 その中でも情報処理に特化した新潟コンピュータ専門学校は、文部科学省・職業実践専門課程認定を受けた情報システム科、ゲームクリエーター科、CG・Webクリエーター科、IT高度専門学科の4学科に、19年度からは「AIシステム科」を加えた5学科を有する。

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 新潟コンピュータ専門学校の大きな特徴は、最先端技術へのいち早い対応だ。16年度には、日々増え続けるサイバー攻撃から身を守るプロフェッショナルを育成するための「サイバーセキュリティコース」、さらに「AIシステム科」の前身となる「AIコース」を情報システム科に新設。機械学習やAI(人工知能)を専門的に学び、AIエンジニア/データサイエンティストを目指す人材の育成を、他に先駆けて行ってきた。

 情報システム科の佐藤修一学科長は、「最新技術が登場したらすぐに対応するフットワークの軽さが、新潟コンピュータ専門学校をはじめとするNSGカレッジリーグの特徴」と話す。

 そんな同校は、17年12月に日本オラクルのIaaS「Oracle Cloud Infrastructure Ravello Service」(以下、Ravello Service)の導入を決めた。それはなぜか。

新潟コンピュータ専門学校がOracle Cloudを学習用プラットフォームに採用した理由は?

photo 佐藤修一学科長(新潟コンピュータ専門学校 情報システム科)

 最初にOracle Cloudの採用を検討し始めたのは、NSGグループが進めるAI技術への取り組みがきっかけだったと佐藤学科長は説明する。

 「NSGグループは本格的にAI技術へ取り組むため、17年8月に新潟人工知能研究所(NAIL)という新会社を設立しました。この会社では、本校の学生インターンや卒業生を受け入れ、実践的なデータサイエンティストの育成およびAI技術を使った事業展開を行っています。最初はNAILのコンピューティングプラットフォームとしてOracle Cloudを検討していたことがきっかけとなり、本校の学習用プラットフォームにも適用できるのではないかと考えました」(佐藤学科長)



授業準備にかかる時間が、教師や学生の負担に

 新潟コンピュータ専門学校では、これまで各学生が用意したノートPC、もしくは教室に設置しているデスクトップPCを学習用プラットフォームとして利用していた。しかし、この方法では学習用プラットフォームを用意するだけでも、かなりの授業時間を割く必要があったという。

 「例えばLinuxの授業では、以前は学生のノートPCにWindowsとLinuxのマルチブート環境を構築して授業を行っていました。ネットワークの初期設定なども含めたセットアップ作業を、毎年の年度初めに1〜2週間かけて行うことが恒例でした。もちろん、これもコンピュータの仕組みを学ぶ上でとても意味のあることです。一方で、各学生のノートPCのシステム構成に合わせて環境構築作業を行うことが教師と学生、双方にとって特に大きな負担になっていました」(佐藤学科長)

 そこで佐藤学科長は、同校の情報システムを統括する教務部長と相談し、クラウドベースの学習用プラットフォームを導入できないか検討を始めた。

 「学習用プラットフォームを、汎用性の高いクラウド上に構築すれば、どのような学習環境にも流動的かつ臨機応変に対応できます。そこで、他社のパブリッククラウドサービスを利用できないかを実際に使いながら調査していました。そうした中で、日本オラクルからRavello Serviceを紹介されたのです」(佐藤学科長)

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機能やコスト面の優位性からオラクルを選定

 Ravello Serviceを紹介された佐藤学科長は、日本オラクルのハンズオンセミナーに参加し、クラウドサービスの機能や操作性などを細かく検証。その結果、同校の学習用プラットフォームに適していると判断したという。

 「Ravello Serviceの採用には、いくつかの理由があります。1つは、実習で利用する構築済みのシステムをブループリント機能により保管しておけることです。生徒への配布を容易にするだけでなく、そのまま来年度に生かしたり、他の授業へ応用したりすることで、環境設定やノウハウの継承に関わる時間が大幅に削減されるという点です。教員がオンプレミスのサーバなどで1〜2時間かけて行っていた教材の準備が瞬時に終わるなど、スピード感を持った授業に取り組めることも高く評価しています。18年度、まずはセキュリティ研修を行うための学習用プラットフォームとしてRavello Serviceを利用する予定です。教師・学生の事前準備にかかる工数が削減されることにより、業務時間をより付加価値の高いAIやVRなど、先端技術を取り扱う講座の準備時間に割り当てることが可能になると期待しています」

 「2つ目に、クラウド環境ならではの稼働時間に応じた従量課金制により最低限のコストで利用できるだけでなく、ブループリントで保管されている間は安価なストレージ・コストしか掛らないため、極限までコストを圧縮できたことです。“まずは使ってみよう”という気にさせてくれる、導入しやすいリーズナブルな利用料金でした」(佐藤学科長)

 そして、わずかな期間で検討から採用に至った理由として、経営層の理解が得られたことも大きいと佐藤学科長は話す。

 「本校の学校長は最新技術の導入に積極的です。こうした経営層の姿勢により、オラクルクラウドの採用を即断できたと考えています」(佐藤学科長)

統一されたプラットフォームの使いやすさを評価

 同校がRavello Serviceを導入したのは17年12月のこと。18年4月の新年度から本格運用する前に、佐藤学科長ら教員が機能や操作性を1つずつ確かめていった。

 「まず感心したのが、IaaS、PaaS、SaaSの全てのレイヤーで統一されたクラウドプラットフォームの使いやすさです。この統一感があるのはオラクルだけであり、非常に広いポートフォリオを持っていると感じました。また、本校の授業でも扱っているOracle Databaseの最新版、AI技術に適した自律型データベースクラウド『Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud』がリリースされたと聞いていますが、データを管理する時代から、データ活用に重点を置く時代へと大きくシフトしていくというOracleの方向性も、本校のコンセプトに合っていると感じています」(佐藤学科長)

 これまでも、新潟コンピュータ専門学校はオラクルの教育機関向け技術者育成支援プログラム「Oracle Academy」と教育提携し、Oracle Database認定資格「ORACLE MASTER」、Javaプログラマー認定資格「OCJ-P」(Oracle Certified Professional, Java SE Programmer)の取得にも力を入れるなど、日本オラクルと連携して最先端のテクノロジーを身に着けた技術者育成の取り組みを続けてきた。

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AI技術のプラットフォームとしても活用

 同校は、オラクルクラウドを高度な学習用プラットフォームとして活用することも視野に入れている。

 「今後はNAILと本校が連携し、NSGグループ全体のAI関連事業を推進していく計画です。そのために学習目的のデータ分析サービス基盤をそろえたいと考えており、機械学習に最適なGPUコンピューティングに対応するOracle Cloud Infrastructureは必要不可欠です。AI技術向けプラットフォームの整備も進め、AIチャットbotやパーソナルロボットを制御するAIエンジンの開発といった分野も含めた、即戦力人材の育成に力を入れていきたいと思います」(佐藤学科長)

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 「教育・文化を通して地域社会・国家の発展に寄与する」という建学精神のもと、現代社会の要請に沿ったスペシャリストを育成する新潟コンピュータ専門学校。「Oracle Ravello Cloud Service」の導入によって、実習環境構築の工数削減とコスト削減効果を見込み、さまざまな分野にOracle Cloudの利用範囲を拡大することで学生に将来必要となる最先端のクラウドサービスのスキル習得機会を提供していくつもりだ。

 近い将来、オラクルクラウド上で稼働する“新潟発”の先端技術も登場することに期待したい。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年5月23日