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Twitter、iPhoneおよびiPad版公式アプリから不評の「QuickBar」を除去
Twitterは、iPhoneユーザーから「#dickbar」というハッシュタグで批判されていたアプリ内通知機能「QuickBar」をアップデートで取り除いた。
米Twitterは3月31日(現地時間)、iPhoneおよびiPad版公式アプリのアップデートで、評判の悪かった機能「QuickBar」を取り除いたと発表した。
3月3日のアップデートで追加されたQuickBarは、タイムライン上にユーザーがフォローしていないが興味を持ちそうなトレンドを表示する機能。Twitterは同機能を広告ツールとして利用する可能性も考えていた。だが、ユーザーからは邪魔だという声が多く、9日にはオーバーラップ表示から固定表示に改善した。
Twitterは「われわれはユーザーがTwitterで有用な情報を簡単に得られるようにするため、さまざまな新機能を試している。テストの結果、新機能がユーザー体験を改善しないことが分かればその機能を除去することもある」として、QuickBarにさらに改良を重ねるよりも除去することにしたという。
だが、タイムライン外の情報をユーザーに通知することは有意義だとTwitterは考えており、「アプリ内通知の最上の方法」を模索するとしている。
この“模索”には、29日にTwitterへの復帰を発表した同社共同創設者のジャック・ドーシー氏も加わることになるだろう。製品開発を監督することになる同氏は復帰に当たり、Twitterを今よりも大衆に魅力あるものにしたいと語っている。
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