これさえ覚えれば脱初心者!! 「Mac OS X」ショートカットの極意20:広田稔のMacでいくべし(3)(1/4 ページ)
連載3回目では基本中の基本、Mac OS Xのショートカットを紹介する。これで“にわか”と後ろ指を指されていた日々ともさよならだ〜。
ショートカットを覚えてMacをサクサク操作しよう
2月の話題といえば、次期Mac OS X“Mountain Lion”が発表されたこと。「iMessage」や「リマインダー」の追加など、iOSの機能をMacに統合するBack to the Macが進行した印象です。実際にどんなOSになるのか、アップルファンとしては発売が予定されている今夏が待ち遠しい!(関連記事:林信行が語る“攻め”の新OS:「OS X Mountain Lion」は絶好調なMacをさらに加速させる)
ただ、新しいOSを手に入れても、使う側の脳みそもアップデートしなければ使い勝手は今までのままだったり……というわけで、今回は現状のMac OS X Lionをサクサク操作するためのキーボードショートカットを紹介しましょう。
ショートカットはアップル自身がWebページでまとめていますが、用例と一緒になっていなければ何が便利なのか気がつきにくいものもあります。マウスに手を動かさずに、キーボードだけであれこれ指示できるようになればもう脱初心者。ぜひ覚えて活用してください。
- 1、フォルダの新規作成
新規フォルダの作成は「command」+「shift」+「N」キーだ。フォルダ作成直後に名前の入力状態になる。名前を変えたいときは、矢印キー(「←」「↑」「→」「↓」)でファイル/フォルダの選択を移動させて、「return」を押すと名前の入力状態になる。
- 2、ファイル/フォルダの複製
「option」を押しながらファイルやフォルダを別のフォルダにドラッグ&ドロップすると複製される。ファイルを「command」+「C」でコピーし、対象のフォルダで「command」+「V」を押すコピー&ペーストでもOK。その場でファイルを複製したいときは「command」+「D」を利用する。
- 3、ウィンドウをアイコン表示で使う
MacのFinderウィンドウには、アイコン/リスト/カラム/Cover Flowの4種類の表示方法が用意されており、順に「command」+「1」〜「4」で切り替えられる。「command」+「1」のアイコン表示は、ファイルのサムネイルを見て中身を把握したいときに便利だ。
- 4、カラム表示で階層をサクサク移動
上記の「command」+「3」で開くカラム表示では、「←」で上の階層、「→」で下の階層に移動できる。階層を行き来してファイルを探す際に利用すると便利。
- 5、1発で上部の階層に移動する
アイコン表示時、フォルダを次々開いて深い階層まで行ったあとに、上の階層に戻りたいときは「command」+「↑」キーで移ることができる。ウィンドウ上部中央にあるアイコンを「command」+クリックしてもOKだ。
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