KDDI、シャープ堺工場を買収 AIデータセンター構築へ 「兆単位パラメータ」のAIモデル開発も可能に
KDDIは4月4日、シャープ堺工場(大阪府堺市)の土地や建物の一部を取得したと発表した。AIデータセンター「大阪堺データセンター」を設立し、2025年度中の稼働を目指す。
データセンターには、米NVIDIAのエクサスケールコンピュータ「GB200 NVL72」などを導入予定。兆単位パラメータの生成AIモデルを高速に開発できるようにするという。また冷却システムには、直接液冷方式と空冷方式のハイブリッド型を採用。電力使用量の低減などを狙う。
KDDIの生成AI開発やAI関連事業に活用するほか、同社のAIサービス「WAKONX」(ワコンクロス)を通じ、他企業への提供も目指す。
シャープ堺工場は09年に設立。ディスプレイパネルの生産を担ってきたが、液晶市場の低迷を理由に、24年5月に生産停止を発表した。12月には工場の一部を活用したAIデータセンターの構築を視野に、KDDIとシャープ間で基本合意を締結していた。
なおソフトバンクもシャープ堺工場の一部を取得し、データセンターを構築中。26年中の稼働を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
引退した人型ロボ、“溶けた鋼の海”に沈む アーノルド・シュワルツェネッガー氏が提案 米企業が動画公開
-
2
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
3
「FDE」は常駐SEのすげ替えなのか “人月商売の死”を打破したい国内SIer、打開策は意外なところに?
-
4
総額2.3兆円、千葉市に巨大な「AIデータセンター」建設へ 発電大手JERA参画の“ドリームチーム”、勝機どうつかむ?
-
5
Google、「Gemini 4 Pro」ではなく「Gemini 4 Argon」発表 まずはサイバー防御組織に限定提供、出力上限は100万トークンに
-
6
Rails作者DHH「Pencils Down、もう手でコードは書かない」 それでもソフトウェア開発の未来は明るい理由
-
7
人間は「取締役2人だけ」 実務をAIが担う新会社、セキュリティサービスのHENNGE
-
8
OpenAI、「24時間働く」エージェント「dots」発表 Astra搭載、クラウド上で常時稼働
-
9
OpenAI、推論過程を狙った組織的な“蒸留”行為を阻止 「Kimi」開発元の関係者が関与と主張
-
10
「まず、その業務なくせない?」 野村不動産HDが経理DXで「年間9000時間」を生み出した“引き算”の考え方
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR