新幹線の車内防犯カメラ映像をAI分析→「乗客の年代・性別」を推定 JR東海が実証実験
東海旅客鉄道(JR東海)は12月2日、東海道新幹線車内の防犯カメラ映像をAIで分析する実証実験を行うと発表した。AIにより、乗客の年代や性別、利用目的などマーケティングに活用できるデータを推定する。取得したデータは実験以外には利用せず、実験の終了後には速やかに削除するという。
実証実験の期間は2026年1月10日から16日までで、区間は東京駅から新大阪駅まで。東海道新幹線の車両「N700S」の1号車・6号車・8号車の客室内防犯カメラを対象とする。乗客の顔を含む全身の画像から、服装や所持品などを抽出し、年代や性別、利用目的を推定できるか検証する。取得したデータは、検証の委託先である三菱電機に提供する。
JR東海は、実証実験について「撮影箇所を避けて利用すれば、本検証に使用されることはない」と説明する。取得したデータは、JR東海のプライバシーポリシーと委託契約に則して管理し、検証の終了後に速やかに削除する。他にも、三菱電機を除いた第三者への提供はしないといい、検証で作成するデータには、特定の個人を識別できる情報は含まないとしている。
加えて、JR東海の公式サイトや公式X、駅のデジタルサイネージ、案内放送で実証実験を周知する。
共同通信社の記事によると、当初この実験は11月に実施する予定だったが、JR東海はより丁寧な説明が必要と判断し、広く周知するために延期していたという。
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