「生成AIで制作していた」――サクラクレパス、“AI疑惑”ポスターの調査結果を報告
老舗文具メーカーのサクラクレパスは12月11日、スペインで開催されたイベント「Manga Barcelona」(マンガバルセロナ)で使用した販促ポスターについて「生成AIで制作されていた」と公表した。同ポスターを巡っては、X上で「AIで作ったものではないか」との疑惑が浮上。9日に、ポスターの使用を停止するとの声明を出していた。
サクラクレパスは、同ポスターのイラストが「販売子会社にて生成AIを用いて制作されたものであることを確認した」と報告。「ロゴや商品の表記に関しても、グループ会社内におけるデザインチェックのプロセスが、十分ではなかった」として謝罪した。今後は、グループ全体で再発防止のためにチェック体制を強化する。
問題となったのは、サクラクレパスの水性サインペン「ピグマ」の海外仕様商品である「PIGMA MICRON」のポスターだ。イベントの一部参加者が同ポスターの写真をXに投稿。ポスターの文字の一部に乱れなどがあったことから、生成AIの利用を疑う声が相次ぎ、「画材の会社が生成AIでポスターを作るのか」などと物議を醸していた。
これを受け、サクラクレパスは、企業のロゴマークが同社の表示規定に反しており、商品イラストも実際とは異なる点を確認したと公表。同ポスターの使用を停止・撤去するとともに、ポスターの制作過程を調査するとしていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
引退した人型ロボ、“溶けた鋼の海”に沈む アーノルド・シュワルツェネッガー氏が提案 米企業が動画公開
-
2
総額2.3兆円、千葉市に巨大な「AIデータセンター」建設へ 発電大手JERA参画の“ドリームチーム”、勝機どうつかむ?
-
3
Apple、macOSの「フルディスクアクセス」に追加の制御を導入へ 「AIエージェントの進化でリスクが大幅に増大」
-
4
国産AI「LLM-jp-4」ベースのAIモデル、KDDI傘下のELYZAが無料公開
-
5
「FDE」は常駐SEのすげ替えなのか “人月商売の死”を打破したい国内SIer、打開策は意外なところに?
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Meta、AIエージェント「Muse」とつながる自作ガジェット向けSDKをオープンソースで公開 「Raspberry Pi」などに対応
-
8
「DMに逃げる理由は秘密保持ではない」 人とAIエージェントの“最強チーム”を作るベストプラクティス
-
9
富士通が脱人月モデルへ CROが説く「AI時代のバリュープライシングへの転換」とは
-
10
「Claude」3倍高速化の裏で、Anthropic開発者が「あえてしなかったこと」:899th Lap
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR