「SKY-HI」代表の芸能事務所BMSG、所属アーティストの“AIフェイク”に注意喚起 「静かに通報」求める
ミュージシャンのSKY-HI(本名、日高光啓、高ははしごだか)さんが代表を務める芸能事務所BMSG(東京都港区)は2月4日、所属アーティストのディープフェイクに対して注意喚起した。所属アーティストの画像や音声データなどを生成AIで加工したコンテンツを、SNS上で公開・拡散する行為を確認したという。
BMSGは「生成AIを利用したコンテンツの生成は、表現の一形態」との認識を示す一方、アーティストの権利侵害や、誤情報の拡散などにもつながる可能性があると指摘する。そこで、AIで制作したコンテンツの中でも、所属アーティストの実際の行為と判別が難しいものや、公序良俗に反したり、政治的・宗教的なメッセージを発信したりしてアーティストの尊厳を損なうものなどを、SNSで公開・拡散しないよう呼び掛けた。以下、具体例。
* 所属アーティストの実写に近い肖像(画像、動画)
* 所属アーティストと撮影したかのように捉えられるツーショット写真
* 所属アーティストが実際にパフォーマンスしたかのように捉えられる歌唱、ダンス等の動画
* 所属アーティストの話し声を再現し、本人が発言していない内容を生成する行為(ボイス・クローニング)
BMSGでは、所属アーティストの権利やファンが楽しめる環境を守るため、悪質・不適切と判断されるコンテンツに対しては、プラットフォームへの削除申請や、法的措置を取っている。不適切なコンテンツに対し、ファンが直接注意することで早期対応につながるケースもある一方、一部への批判の集中や炎上など事態が悪化する可能性もあるとして、以下のように促した。
「直接の指摘は『ファン同士の穏やかな対話』の範囲に留めていただき、悪質なケースや判断に迷うものは、ご自身で対応せず各プラットフォームの通報機能やBMSG official hotlineへお寄せください。『静かに通報』いただく冷静なアクションが、不要な拡散を防ぎ、アーティストの尊厳を守る最も有効な手段となります」(BMSG)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
FANZAで「成人向けAIコンテンツ制作サービス」開始 8月24日から先行体験
-
2
エイベックス松浦会長、noteの“バズり記事”を「ほぼAI」で作成 「僕の60年分のデータを入れた」
-
3
「たった14人」の挑戦から7兆円の逆転劇へ ラピダス小池社長の「TSMCとは戦わない」2ナノ半導体の勝算
-
4
中国AI「Kimi」が日本進出か 有料プランのプレゼントキャンペーンも 「はじめまして、日本」
-
5
「孫さんはOpenAIだが、僕はAnthropic」 SBI北尾会長が語る「AI投資5億円→増収27億円」の勝算
-
6
「Gemini Notebook」で利用者10倍 シニア社員をAIヘビーユーザーにした首都高の考え
-
7
GoogleはAI競争に負けたのか 「最強のAI」ではなく「AIの“電力網”」を選ぶ賭け
-
8
「Claudeの使い方」を無料で学べる公式サイト登場 「Code」「Cowork」などサービスごとに解説
-
9
Googleのオープンモデル「Gemma」、累計10億ダウンロード超 GitHubに公式ディレクトリ公開
-
10
ChatGPTに「おすすめの○○は?」 実は答えが決まっているらしい:893rd Lap
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR