OpenAI、法人向け「Frontier Alliances」発表 マッキンゼーやアクセンチュアらと提携
米OpenAIは2月23日(現地時間)、企業がAIプラットフォーム「Frontier」を導入しやすくするための、大手コンサルティング企業やシステムインテグレーション企業との複数年にわたるパートナーシップ「Frontier Alliances」を発表した。McKinsey & Company、Boston Consulting Group、Accenture、Capgeminiが参加する。
2月6日発表のFrontierは、組織内の分散したシステムやデータを統合し、横断的な意思決定を支援するインテリジェンスレイヤーとして機能するサービス。AIエージェントの管理、導入、構築を企業にとってより容易にすることを目的としている。
OpenAIによると、企業がAIから十分な価値を引き出すための最大の障壁はAIモデル自体の知能ではなく、組織内でAIエージェントをどのように構築し、運用していくかにあるという。Frontierはその強力な技術的基盤を提供するが、実際のビジネスにインパクトを生み出すには、リーダーシップの意思決定、ワークフローの再設計、システムやデータの統合、そして社内定着を促すチェンジマネジメントが不可欠となる。
Frontier Alliancesでは、参加企業がそれぞれの強みを生かし、以下の2つのアプローチで企業のAI導入を包括的に支援する。
1つ目のアプローチは、McKinsey & CompanyとBoston Consulting Groupが担う。両社は、経営陣がAI導入の初期戦略をどのように開始すべきかの決定や、オペレーティングモデルの再設計、組織全体へのAI定着に向けた計画立案をサポートする。
2つ目は、AccentureとCapgeminiが担う。Frontierを企業が実際に運用しているシステムやデータへ安全、確実に統合し、グローバル規模での導入拡大や長期的な運用サポートを提供する。
アライアンスのパートナー各社は専用のプラクティスグループに投資し、OpenAIの技術認定を受けた専門チームを構築する。これに対し、OpenAI側はFDE(Forward Deployed Engineering)チームが直接連携し、技術リソースやロードマップの共有、製品および研究チームへのアクセスを提供することで、強固なバックアップ体制を敷くとしている。
Frontierは現在、一部の顧客向けに提供されており、今後数カ月中に提供範囲を順次拡大していく予定だ。
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