Sakana AI、90年代検索システム「Namazu」との名称被り「知らなかった」 開発者に相談→快諾に
Sakana AIは3月30日、AIモデルシリーズ「Namazu」の名称が、日本語の全文検索システム「Namazu」と同一だった件について、同システムの開発者である高林哲さんに使用の許諾を得たと報告した。一部のユーザーから名称に関する指摘があったという。
Sakana AIは、Namazu(AIモデル)の命名にあたり、商標などの法的な確認を行った。一方、Namazu(全文検索システム)と名前が同一になった理由については「この分野の歴史的背景に対するリサーチが不足していた」と説明した。同社のリサーチサイエンティストである秋葉拓哉氏は「恥ずかしながら、われわれの大部分は全文検索システムNamazuを知らなかった」と自身のXアカウントで明かした。
一部のユーザーからの指摘を受け、同社は高林さんに連絡し、命名の経緯などを説明した。高林さんは名称の使用を許諾し、「Namazu(AIモデル)の発展に期待している」という旨のメッセージを送ったという。
Namazu(AIモデル)は、Sakana AIが他社製のオープンモデルに独自の事後学習を加え、日本語の処理性能などを高めたもの。同モデルを搭載したチャットサービス「Sakana Chat」とともに24日に公開した。
Namazu(全文検索システム)は、高林さんが開発したフリーソフトウェアで、1990年代末ごろから広く親しまれてきた。「version 2.0」以降は開発者集団「Namazu Project」が共同で運営している。
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