ソフトバンク、国産LLM「Sarashina」の業務支援サービスを6月開始 Oracleサービス使い自社DCで構築、“ソブリン性確保”うたう
ソフトバンクは、SB Intuitionsの大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」を活用して企業の業務効率化を支援する新サービスを6月から提供開始する。自社の国内データセンターで運用することで、導入企業はデータ主権、いわゆるソブリン性を確保した環境で、AIと機密情報を含むデータを連携させられるとうたう。
同サービスはソフトバンクのクラウドサービス「Cloud PF Type A」で運用する。これはOracleのクラウドインフラをパートナー企業のブランドで提供できるサービス「Oracle Alloy」を利用し、ソフトバンクの国内データセンターで提供しているもの。
新サービスの導入企業は文章の校正や文書生成、プログラミング支援、エージェントとの対話システム、マルチエージェントシステムの構築などの機能を、データ主権を確保した環境で利用できるという。
日本オラクルが4月16日に開催した「Oracle AI World Tour Tokyo」に登壇したソフトバンクの丹波廣寅氏(常務執行役員)は「AIと企業が持つ情報を連携させる場合、その情報を厳密に管理できる環境に格納する必要がある。これができて初めて、企業のAI活用が始まる」と述べ、企業向けAIサービスにおけるデータ主権の重要性を強調した。
Sarashinaを活用したサービスは、6月からCloud PF Type Aの東日本リージョンで提供を開始し、10月の西日本リージョン立ち上げと共に同リージョンでも提供を開始する。
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