「Cursor」開発の新モデル、コスト1/10で最先端モデル並み性能 第三者機関が評価
最先端モデル並みの性能を約10分の1のコストで実現――米Cursorのコーディング向けAIモデル「Composer 2.5」がそう評価されている。AIの性能評価と分析を提供する米Artificial Analysisが評価結果を5月21日(日本時間)に公表した。
Artificial Analysisはコーディングエージェント向けの複数のベンチマークを使った評価指標「Coding Agent Index」で「Cursor CLI」とComposer 2.5 Fast(高価で応答性能が高いモデル)の組み合わせを63点と評価し、同社がテストした組み合わせの中で3位に位置付けた。1位は「Claude Code」と「Claude Opus 4.7(max)」の67点、2位は「Codex」と「GPT-5.5(xhigh)」の65点。
Cursor CLIとComposer 2.5 Fastの組み合わせにおける、1つのタスクの完遂にかかるコストは0.44ドル。Claude CodeとClaude Opus 4.7(max)の組み合わせでは4.14ドル、CodexとGPT-5.5(xhigh)の組み合わせでは4.33ドルのため、Composer 2.5 Fastはそれらのモデルに匹敵する性能を、10分の1のコストで実現できることになる。
Composer 2.5は、Cursorが自社開発するコーディング向けモデルの最新版。前世代「Composer 2」と比べ、持続力が必要な長時間タスクへの対応能力が高まり、複雑な指示に追従できるようになったとうたう。
Composer 2と同様、中国のAI企業Moonshot AIのオープンソースモデル「Kimi K2.5」を基盤としながら、より複雑な学習環境と学習方法を導入し、前世代を上回る性能を実現したという。
Composer 2.5はCursorのIDEとCursor CLIでのみ提供される。価格は100万トークン当たり入力0.5ドル、出力2.5ドル。Artificial Analysisが評価した、応答性能を高めたモデルのComposer 2.5 Fastは入力3ドル、出力15ドル。
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