noteは4月8日、noteユーザーのコンテンツをAI学習に活用し、その対価を支払う実証実験の結果を発表した。約1200人が参加し、総額500万円超を支給するという。支払い時期は4月末予定。
実証実験は2月に発表。参加を希望したnoteユーザーのテキストコンテンツを、AI事業者に学習データとして提供し、その対価を還元するとしていた。
結果、1218人のユーザーが参加し、総額502万8056円を還元すると決定した。支払額はページビューやフォロワー数だけでなく、構成や専門性などの観点から、AI学習に効果的なデータを独自のアルゴリズムで判断。専門性の高い分野では、1人で40万1506円を受け取る人もいる。なお一部ユーザーは対価還元の対象外になったという。
noteは今後、さまざまな実証実験を実施し、ユーザーの収益機会を拡大する方針だ。「AIを活用する企業や出版社、コンテンツホルダーとも連携し、クリエイターが安心して創作に専念できる環境づくりを進めていく」(note)
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