Google、AI音楽制作のProducerを買収し、Labsの新サービスとして統合
米Google DeepMindは2月24日(現地時間)、AI音楽ツール「ProducerAI」を発表した。同ツールは、AI音楽スタートアップProducer(旧Riffusion)の買収に伴い、Google Labsの新サービスとして統合されたものだ。
ProducerAIは、Google DeepMindが2月18日に発表した最新音楽生成モデル「Lyria 3」を中心に、「Gemini」や動画生成AIの「Veo」などの技術を統合したプラットフォームになった(カバーアート生成には「Nano Banana」を活用)。テキストプロンプトによる楽曲生成だけでなく、既存のメロディの修正や歌詞の作成、新しい楽器やエフェクトの構築が可能な「Spaces」などの機能を備える。生成されたコンテンツには、Googleの電子透かし技術「SynthID」が埋め込まれる。
開発にはプロのアーティストも深く関与している。ザ・チェインスモーカーズのアレックス・ポールは「ミュージシャンの経験に基づいて構築されており、制作過程で付加的なツールとして機能する」と評価。また、ヒップホップアーティストのワイクリフ・ジョンも実験的なツール群「Music AI Sandbox」を通じて開発を支援し、AIと人間の創造性の融合について期待を寄せた。
同ツールは公式サイトを通じて全世界で提供され、無料の「Basic」と機能拡張版の「Pro」の2プランが用意されている。Basicプランでは生成回数などに制限がある一方、Proプランでは最新モデル「Lyria 3」への優先アクセスや、より高度なカスタマイズ機能が開放される。
なお、買収に伴いこれまでのユーザーデータの管理責任はGoogleに移行しており、既存ユーザーは規約への同意、またはデータの書き出しを選択することになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
よく見られているカテゴリー
アクセスランキング
-
1
「Nano Banana 2」「Nano Banana Pro」が一般提供開始 「2」は動画からの画像生成もサポート
-
2
それで、メモリ不足はいつまで続くの? なかなか終わらない狂騒のウラ側
-
3
「Mythos級モデル」一般提供、数週間以内に 米Anthropic「Opus 4.8」リリース
-
4
OpenAIが生命科学推論AI「GPT-Rosalind」をバイオディフェンスに開放 デュアルユースリスクに懸念も
-
5
「Google Antigravity 2.0と戯れながら感じたこと」と「LLM Wikiを実践して『ロケスマペディア』を作ってみた」
-
6
ローカルLLMは本当に手元で動くのか? ハードウェアとモデルの現実的な選び方【2026年春】
-
7
「国産人型ロボ」量産化へ 東大発スタートアップ 三菱自動車も出資
-
8
データ分析の「分からない」「準備が面倒」を解消 ソニーの「初心者」特化ツール、記者が使ってみた【レポート】
-
9
伝説の投資家が語る「AIの真髄」 大規模言語モデルは「ただの部品」に成り下がる
-
10
NEC、日立、富士通が“Anthropic協業”でそろい踏み 狙いは? 【3社の幹部コメントまとめ】
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR