米Googleは3月25日(現地時間)、2月にリリースした音楽生成モデル「Lyria 3」の“高度なバージョン”「Lyria 3 Pro」を発表した。最長3分間の楽曲を作成できる。
Lyria 3 Proは、Lyria 3よりも音楽構成の理解を強化したモデルで、イントロ、バース、コーラス、ブリッジなどの要素を指定して生成できるのが特徴だ。Googleは、より長い楽曲を作成できるだけでなく、カスタマイズ性と創作時の制御性も高めたとしている。複雑な曲展開やスタイルの試行にも適するという。
提供先も拡大する。企業向けには、Google Cloudの「Vertex AI」でLyria 3 Proをパブリックプレビューとして提供開始した。開発者向けには、「Google AI Studio」でLyria 3 Proを「Lyria RealTime」とともに利用でき、「Gemini API」でもLyria 3を利用可能にした。
Googleの動画作成アプリ「Google Vids」では、Lyria 3とLyria 3 Proの両方が利用できるようになり、「Google Workspace」ユーザーと「Google AI Pro/Ultra」加入者向けに今週から展開を開始する。
Geminiアプリでも、Lyria 3 Proによる長尺生成を有料ユーザー向けに提供開始した。2月に買収した音楽制作AIツール「ProducerAI」では、Lyria 3 Proを使った機能を世界で無料および有料の加入者に提供する。
Googleはまた、Lyria 3とその関連機能を倫理的かつ責任ある形で開発してきたと強調する。学習には、YouTubeとGoogleが利用権を持つ素材を用いており、特定アーティストの模倣は行わない設計だとしている。
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