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ソフトバンク、大学・高専生向け「生成AI活用アイデアコンテスト」開催へ 最優秀賞には賞金1000万円
ソフトバンクグループは、大学生・大学院生・高等専門学校生向けに「ソフトバンク生成AI活用アイデアコンテスト」を開催すると発表した。生成AIを活用し、企業のイノベーションなどにつながるアイデアを募集する。最優秀賞には、賞金1000万円を授与する。
ソフトバンクグループは7月11日、大学生・大学院生・高等専門学校生向けに「ソフトバンク生成AI活用アイデアコンテスト」を開催すると発表した。生成AIやAIエージェントを活用し、企業のイノベーションなどにつながるアイデアを募集する。最優秀賞には、賞金1000万円を授与する。
コンテストの対象者は、国内に住んでおり、国内の大学、大学院、高等専門学校に在籍する学生。2025年4月1日時点で18歳以上30歳未満であり、企業や国、地方公共団体などの役職員(アルバイトを除く)でないことが条件だ。
コンテストの参加費は無料で、個人または最大5人のグループで応募できる。募集テーマは「社会課題や生活における身近な課題の解決アイデア」と「企業のイノベーションや生産性向上につながるアイデア」。募集期間は、8月18日から10月16日まで。8月中旬に公開予定の特設サイトから応募する。
10月下旬ごろに書類での1次審査、11月中旬ごろにオンラインのプレゼンテーションによる2次審査を実施する。12月には最終審査として、ソフトバンクグループ経営層による対面のプレゼン審査を予定している。賞金総額は約2000万円。最優秀賞には1000万円を授与し、2位から100位までにも賞金がある。
なお、コンテストの主催はソフトバンクグループ、運営はソフトバンクが行う。
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